2008年2月29日

20年度予算説明会 2/28

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市民税が対前年度 9.54億円・2.5%減 
国・県支出金(国庫支出金 20.20億、県支出金 6.42億)は 印内−才川線(国;街交) 並びに 後期高齢者医療制度導入にかかる保険基盤安定化負担金(県) 26.7億円増で14.3%UP、

なんといっても目に付くのが 
市債で対前年度 69.36億円増で 75.9%UPとなっていることである。20年度起債分 160.79億円の内 77億円は合併特例債【臨対債23億を差し引いた54億円は建設工事にかかるもの】を活用するとしている。又、増額分の内には、公的資金補償金無繰上げ償還金引当 11億円と国営農地再編整備負担金一括返済引当 6.2億円が含まれている。
市債残高は 1211.47億円で市民一人当たり約41万円の借金となっている。

投資的経費のうち普通建設事業は対前年度 85.69億円(64.1%)UPで社会教育複合施設(総額 62億8725万円の内20年度分;42億5725万円)、川中中学校建設事業(総額 38億5300万円の内20年度分 14億6541万円)、動物愛護施設建設事業(総額 10億9000万円の内20年度分 9億6480万円)海洋環境体験施設建設事業【海響館増設】(総額 22億8400万円の内20年度分13億3600万円)等に活用されている。

基金残高に目をやると財政調整基金は、後期高齢者医療制度・国保繰り出し金増額に 22億円、減債基金も 11.41億円取り崩され、総額33.41億円減の178億円余(昨年211.7億円)となっている。

特別会計では、20年3月閉鎖(3ケ年は保持)の老人保健会計が 309.53億円削減されると共に、後期高齢者医療会計 405.22億円が皆増となった。
観光施設事業会計では、リニューアルへの強い要望が出ていた【サングリーン菊川】改修工事費 2.1億円(露天風呂・エレベータ・耐震補強)、火の山ロープーエー運営費が計上されている。
市場会計においては、青果市場が中央卸売市場から地方卸売市場へ移行した等、卸売り市場をめぐる環境の変化に対応し、活性化と機能強化をはかるため、市場活性化対策業務として【新下関市場整備基本計画】作成(500万円)が計上されている。

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