下関市議会議員　林真一郎

市議会　12月定例会 　閉会　12/19　

付託された全議案を原案通り可決し閉会致しました。九月議会において『長期計画が明確に示されない中での、短期計画に基づくｱﾙｶﾎﾟｰﾄ埠頭用地4000㎡の芝生化は認められない。』との意見が多数を占め、凍結されていた 地盤工事＋芝生材料購入費 1,250万円の凍結解除も決定しました。

今定例会で最も注目されたのは、①中央病院独立行政法人化へ向け、出資9億円と収支埋め合わせ分 7億円　併せて16億円の補正予算(文教厚生委員会)、②競艇事業に関する管理会計を 特別会計から公営企業会計(公営企業法一部【財務規定】適用)への移行の趣旨、③本年1月の市議会選挙において選挙公営制度に基づく車両等の借り上げ等において、4名の議員が不法利得を得たとされる問題で、選挙管理委員会の見解を受けて議会は如何に対応するのか？　といった点。

◆中央病院において、7対１看護等を実現する為に募集に、二三名しか応募が無かったこと事等に対し懸念が広がっており、一般質問において『三交代制の勤務に鑑み、看護師寮の整備を促す意見』も有りましたが、『北九州も含め通勤可能圏で予定人員を確保したい。寮の整備は考えていない。』と答弁。応募の動機には、自身のｽｷﾙの向上は勿論、人間としての成長が期待できる環境であるかも肝要との問いにも明確な答弁は有りませんでした。

◆競艇場について⇒阿知須の場外発売所は好調で、本場駐車場の一角に発売所を設ける準備も進んでいます。ただ、一般会計への寄与（繰り入れ）を実現を図るには高いハードルを乗り越える必要があります。

◆選挙カーの問題⇒議会基本条例(案)に議員倫理条項が規定されている。当初、倫理条例は別に定めるとしていたが、基本条例(案)を市民に提示する対話集会において、『今回の問題に対し、現制度での対応や如何に？』との問いに、自治法に定める

　第十節　懲罰

第百三十四条 　普通地方公共団体の議会は、この法律並びに会議規則及び委員会に関する条例に違反した議員に対し、議決により懲愛王罰を科することができる。

○２ 　懲罰に関し必要な事項は、会議規則中にこれを定めなければならない。

第百三十五条 　懲罰は、左の通りとする。

一 　公開の議場における戒告

二 　公開の議場における陳謝

三 　一定期間の出席停止

四 　除名

　で対応出来ることと12月定例会 総務委員会で審議するとしていた。

総務委員会で選挙管理委員会は『四名につき不法利得が認められるので返還を命じた。告訴については、当事者事情聴取を行った上で、顧問弁護士とも協議したが十分な証拠が得られず見送った。』との趣旨を報告。別の場で協議するとしていたが、19日の会長会議に　議長より『議会としてのけじめとして、「当分の間(概ね1年間)会派にあっては 会長、議会役職にあっては 委員長　就任を認めず(現任者は辞任)」との方針で臨みたい』と理解を求め、その後開催された議会運営委員会へ方針を報告すると共に正副委員長の交代が行われた。

下関漁港＆下関地方卸売(青果)市場　初セリ　1/5

午前零時30分より下関 漁港中央卸売市場社長は、『ふく・ウニ・鯨・イカ・あんこう に続くレンコ鯛のブランド化、沖底に新船加入』について挨拶。

来賓安倍元総理は『11/23と3/24  アンコウとレンコ鯛の日　を全国に』、

林参議『登竜門・昇竜に因み、物事に拘泥せずあらゆる可能性を追求し成果を挙げていきましょう』、市長『下関漁業関係者にとって以東底引きは重要な位置を占める。新船の参入は目出度い事。関係者一丸となって更なるﾌﾞﾗﾝﾄﾞ化促進と市場活性化に邁進して行こう』と挨拶。

午前６時青 果市場『昨年の震災以降、厳しい環境に変わりは無い。生産者をはじめ市場関係者にとって良い年になるよう努力を重ねたい。』との挨拶に続き、安倍・林両国会議員、市長・議長より年頭挨拶。