2018年5月19日

Filed under: 未分類 — hayashi @ 9:53 AM

建設消防委員会 先進地視察 5/810

PFI方式で市営住宅更新整備を行っている大阪府吹田市、ウォーターフロント整備が進む静岡県清水港、静岡市で更新整備された上下水道局庁舎を視察した。

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①吹田市では、現在市営住宅管理戸数1,213戸(目標1,300戸)で市内では外に1万戸の府営住宅がある。

◆基本方針として昭和46(耐震構造が見直された)以前のものは建替え更新、昭和47年以降は耐震診断実施後必要に応じ耐震補強工事で対応する方針。視察した『新佐竹台住宅』はS3639建設の日の出住宅98戸外4住宅、合計296戸を用途廃止し新たに240戸を整備(集約建替)する事業。

◆当初5住宅跡地を落札社に売却して活用させる方針は実らず、跡地活用は必要条件を付して市が別途売却する方向となった。

PFIBT方式とし、採点は提案点 60点、価格点 40点とし、予定価格を事前公表。併せて1回目の地元業者への一次下請け3.5億円とし公募した。 結果、3社が応募し43.26億円と最も高額な応札をした。予定価格との差額60万円だが、市が直接施工した場合以下で予定価格を定めており、提案内容が秀でていた為当該グループが落札。

BT方式採用については、事前のコンサルヒヤリングでBTO方式の実現性が少ないとの見通しを考慮した。◆現在は市営住宅は直接管理だが、将来指定管理者制度活用検討中。

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②清水港 物流機能からにぎわい空間への機能転換 を念頭に作業が進められています。

WF将来像として⇒①富士山を望み、美保半島・日本平等類稀な「場の力」で国際交流拠点を目指す。②若手起業家らの活躍で地域経済の活性化を目指す。

③『清水みなと』の歴史を顕彰し、物流・産業拠点からの脱却を図り、国内外の皆が行き交い・楽しむ水辺空間を目指し、『港と中心市街地が融合した』みなとまち文化の形成を図るとしている。本市はウォーターフロントと中心市街地の間に港湾道路(産業道路)と国道が挟まれている。

◆①先方にもこちらのシンボルロード(竹崎園田線)に当たる『さつき通り軸』があることでウォターフロント軸と繋ぐ連携軸(歩きたくなる空間)のあり方、さつき通り軸にそって計画されたLRT構想等について質しました。◎残念ながらLRTは難しい。◎歩道再整備と公共サイン充実で対応との答弁

◆クルーズ船寄港についても22万t対応を図っている事と大型クルーズ船2隻又は大型クルーズ船と大型貨物船同時着岸(日の出エリア)を計画中。

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◆③上下水道庁舎(静岡市)は、旧映画館(五館)跡地に地域賑わい創出拠点として建設。災害時給水タンク(10t)、研修室を兼ねた災害対策室、ボランティア受入機能等を備えた施設を拝見した。

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