2018年3月1日

Filed under: 未分類 — hayashi @ 8:47 PM

いちょう幼稚園 学習発表会 2/17

 

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生涯学習プラザ 海のホールにおいて、一年を締めくくる発表会を拝見させて頂きました。先ずしっかりとした体力をつくり、何事にも最後まであきらめず挑戦し続ける強い心を養い、勉学にも励むことをモットーに日々の指導がなされています。今年のテーマは『力』、三年保育年長さんのお別れと感謝の言葉の後、職員代表より『出来ないことはわるいことではない。何事に対しても真正面から取り組み克服し乗り越えていく・・そんな人になって欲しい。順風満風な時ばかりではない、盤石な心の基を育みたい。・・・』そんな願いが感じられる一時でした。

                            

NPO法人 尾道空き家再生プロジェクト 訪問 2/14

関西外語大学卒業後旅行会社添乗員として各国を見聞した経験を持つ 豊田雅子さんが空き家が増え続ける故郷尾道の現状に心を痛め、2007年に古民家≪現尾道ガウディハウス≫を購入、改修に着手すると共に本再生プロジェクトを立ち上げたところから物語が始まります。

尾道市は尾道駅近隣の景観エリアで車の進入が不可な地域を指定して 空き家バンクを設立(平成14年)しています。地域指定にあたっては官業の民業圧迫を避け、車の進入が不可で不動産の流通が容易に見込めない所を選定しています。

◆平成21年再生プロジェクトが本事業を受託してからは、土日夜間の対応もある為か、制度利用希望登録者は1,000人に達し、164件の物件が提供され90件の成約をみた。

◆尾道らしい家を一つでも残したいとの思いから、本職さんの指導の下、セルフビルドで出来る部分はDIYでの精神で、100件を超す空き家・空き店舗が再生された。

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◆写真上は、NPO事務局や子連れママ達の井戸端サロンとして活用している旧北村用品店(写真―左)には建物内に本物の井戸があり、正に井戸端でのコミュニィケーションが出来る場所です。

◆市は空き家・街並み保存 や 登録物件(売却希望70%)流通を促進する為、四つの助成制度を立ち上げました。①まちなみ形成事業補助金≪歴史的建造物等の所有者が外観整備等行う時、総工事費の2/3:最大200万円助成≫、②沿道建造物等修景事業補助金≪沿道建造物等所有者が外観整備等行う時、総工事費の2/3:最大20万円助成≫、③空き家再生促進事業補助金≪空き家所有者か賃借者が台所・内外装等を改修し居住する時、総工事費の2/3:最大30万円助成≫、④老朽建築物除却促進事業補助金≪老朽危険建物の所有者等が除却を行う時総工事費の2/3:最大60万円助成≫です。

◆再生プロジェクトには200名を越える会員がおり、建築家を始め芸術家達も移り住み、今や若者移住が進み全国的な注目を集めています。

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◆2013年7月には、予て文化庁に国有形文化財指定を申請していた『ガウディハウス(写真上)、みはらし亭』の2棟が文化財となったそうです。

 

コンパクトなまちづくり講演会 2/13

山口県・下関市共催の講演会が開催され出席。基調講演は 筑波大学システム情報系社会工学域 教授 谷口守氏。

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『コンパクトなまちづくりを再考する』と題し講演。

◆第一に同時発生する都市問題(財政制約・インフラ劣化・未だ続く郊外化・空き家増加・自動車依存・環境負荷等:都市の成人病)対策が必要

◆都市コンパクト化政策は1980年代から世界的に注目され、ドイツでは人口減少化時代の都市の未来形として早くから位置づけられていたが、寧ろ日本だけが取り残されてきた。

◆2014年の地域公共交通の活性化及び都市再生特別措置法改正によりコンパクトシティに向け急速に「制度化」が進む事となった。

◆コンパクトでない都市のデメリットが目立ってきた⇒①人口減少の中、市域は拡大の一途、②まちなか賑わい喪失、③公共交通衰退、④交通環境負荷増大 等々。

◆例示:ドイツ カールスルーエ(人口27万人)では、市内中核A地区1箇所、順次B地区3箇所、C地区4箇所、D地区28箇所(各LRTターミナルから半径300m)を指定。バスダイヤはD地区においても日中10分間隔、土曜日は前日夜から早朝まで30分間隔⇒『黒字にしないといけないのは「まち」である。』との信念。福祉に比べれば公共交通の財政負担は小額:ドイツは国の借金(国債新規発行)ゼロ は印象に残った。

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