2021年5月8日

Filed under: 未分類 — hayashi @ 12:00 PM

都市整備行政の動向   都市のスポンジ化について 

『平成25年住宅・土地統計調査』において国内空き家820万戸がセンセーショナルに報道されました。

平成28年6月には、野村総合研究所が「2018~33年の空家数や総住宅数に占める空き家の割合の予測」を発表、『既存住宅の解体や住宅用途以外への有効活用が進まなければ、平成25(2013)年に約820万戸(空き家率13.5%)であった空き家は、2023年に約1400万戸(同21.1%)、2033年には約1400万戸(同21.1%)に膨れ上がり3戸に1戸が空き家となる見込み』と推計しました。

街中に広がるスポンジの穴のように空き家が増える「都市のスポンジ化」への対策取り上げられるようになり、中古住宅の性能表示や流通市場の拡充、空き家跡地への新築住宅立地誘導策等の必要性が都市経営の観点から提唱されるようになりました。

 

 本市においても都市計画区域内は、都市計画法に基づく市街化を進める「市街化区域」と、農地エリア等で市街化を抑制する「市街化調整区域」とに線引きされています。2000年の都市計画法改正で開発許可権限を有する自治体が開発基準に関する規制緩和の条例を定めれば、市街化調整区域でも宅地開発が出来るようになり本市でも条例は制定されました。

 時は移り、中核市類団の中でも都市のスポンジ化対策として、同条例を廃止する都市も出てきました。本市は立地適正化計画策定・施行と併せ、開発可能エリアの見直しが行われ、令和4年4月から調整区域内での開発行為に新たな基準が導入されます。

 さて、H30年住宅・土地統計調査では、空き家並びに建築中住宅等の戸数は846万戸内、賃貸し用・売却用・別荘など二次的住宅は合計6万戸減、その他29万戸増と報告されています。

当初の予測ほどは伸びないにしろ、空き家問題は依然国家的課題の一つです。

 

下関海峡まつり 先帝祭 5/3 & 墓参 5/4

本年の大型連休は、四日に萩に墓参に行った以外、もっぱら資料整理や文書推敲で過ごしました。

昭和61年より『下関海峡まつり』がスタートし、絢爛豪華な歴史絵巻『先帝祭』が5月3日開催となりました。

210503参拝 (2)

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本年は、一般参賀を排し、二組の上臈さん一行と神職等の奉仕にて、赤間神宮において執り行われました。

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5/4は墓参の為、萩市を訪れました。午前中通行車両も少なかったですが、午後1時半過ぎから下関に戻る際には、対向車線は大変な混みようでした。

 

 

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