2015年7月26日

Filed under: 未分類 — hayashi @ 10:14 AM

下関市議会 議会運営委員会 先進地視察 7/13~15

鎌倉市、逗子市、立川市を訪問。今回の視察項目は、①議会と市民の集いについて(鎌倉・立川)、②タブレット端末活用について(逗子・立川)の二点に絞りました。

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鎌倉市 ◆『対話の機会は増大しつつあるが、参加者の固定化、発言者がの固定化、質問の長時間化、質問内容が苦情・陳情のケースが多く、結果的に多くの参加者が発言機会を失うと共に、建設的な意見交換の場にならないケースも多い』との問題意識をベースに、市民参画の「ワールドカフェ」の手法を取り入れ、『オープンミーティング』を開催(2日間で五会場 それぞれ1テーマ :103名の市民参加)、テーブルホストを大学生とする 方法を取り入れています。

 

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逗子市タブレット導入は、議会主導で導入された。           

  • 定例会で多い時は議員一人当たり1,000枚以上の議案資料を使い、終わ了後に正式印刷を行うので膨大な資料が無駄になっている。◆誤植等で資料差し替えにも多大な労力。◆逗子市は経費削減でカラーコピーを禁じており、モノクロ情報(図表・写真)では、判別しにくい場面もあった。◆委員会審査中の資料請求が、経費増の原因との指摘もあった。 等の理由から、クラウドコンピューティングシステムを採用しての「タブレット端末」導入に踏み切った。
  • その様な経緯から、導入担当市議チームからの説明(我々で70組程度)となった。導入に際し、◆使用基準・範囲は議員の良識に委ねる。◆有志議員による『逗子市議会ICT推進部会』を立ち上げ他の議員からの相談・要望をを受け解決に導く体制を確立。◆例年の議会費の範囲内での導入の為、議長車を含む公用車の廃車、供用車体制も取り入れた。
  • システム経費と効用⇒端末通信料(20台)で@4200円で年間 100万8千円。会議システム利用料@57600で¥691,200。議案書・行政計画がすべてPDFでの提供でコピー代・労務費など縮減。議員あて連絡も全てタブレット配信で煩雑さ解消。誤記もサーバー上の書き換えで済む。
  • 今後の課題⇒手書きマーカー機能改善。ランチャー機能。議員間の機器へのスキル平準化

立川市 ◆市民との集いは、無作為抽出で1200名に案内を出しての開催だそうだが、出席者は少ない。◆タブレットについては逗子市のシステムを参考に、事務局主導で導入されており、議員サイトの文書等のクラウドへのUP権は無い等印象に残った。

 

      

魅力ある住宅団地 浜浦台 構築検討会 7/17

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町民館において、下関市まちなみ住環境整備課の皆さまにもご参加頂き、空き家対策に関する施策等についてお話を頂くと共に、当方は宅建協会下関支部長として相談業務のあり方等説明させて頂いた。2年間スマートコミュニィティ化への可能性調査を行って来た実績についても報告させて頂いた。

2015年7月24日

Filed under: 未分類 — hayashi @ 9:48 PM

次期下関市立学校適正規模・適正配置基本計画(案)に関する地元説明会 7/11

生涯学習プラザ2F会議室において、地域・保護者の皆様多数参集する中開催。本地域は、名陵中学校区(区内小学校⇒王江、名池)内で小中一貫校の提案を受けている。平成27年5月1日現在の児童生徒数は、名池小 176人、王江小 94人、名陵中 134人 総員404人で、H32年推計値は、名池小 150人、王江小 134人、名陵中 114人 総員398人と横這い。

前回 名陵・日新両中学校統合が議論されたが実らなかった経緯がある。主な質疑などを拾ってみると、①三校で一緒になってもそれほどの規模もなく、もっと大きな規模に集約する方向は?⇒(答弁)今回の統合計画で将来に渡って固定化されるわけではない。 ②文科省は一方で小規模校を推奨するが、結局決めるのは市町村といった論調だ。地元で反対があっても結局教育委員会が決めるのか?⇒(答弁)あくまで学校統合協議会からの書面提出があってから・・保護者・地域の了解なくして統合はありえない。 ③学校統合に関する意見交換会の合意とは?如何に確認するか?⇒(答弁)多数決は馴染まない。あくまで誠意をもって説明し、大方の皆さまの意向を集約したうえで、合意の意思を確認する。 ④学校統合検討協議会 委員の人選等について?⇒(答弁) 地域委員は自治連合会長さん方の意見を拝聴して、相談の上決定。⑤小中一貫校のメリット?⇒(答弁)

H30年頃を目途に、小学生から英語教育が導入される。5・4制、4・3・2制いずれをとっても優位性あり。中一ギャップ解消についても同様。 ⑥跡地利用 事務権限もない教育委員会と統合に向けての文書提出後に話し合っても実現出来ないのでは? 学校統合協議会の段階で構想協議に入れないか?⇒(答弁)協議時期は柔軟に。他の部局との意見調整等も検討する。⑦王江校区について、大和町・漁港地区からの登校者への配慮は?⇒(答弁)具体案提示無。

                                  

櫻山神社創建150年記念イベント実行委員会 7/9

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萩大名行列の20日パレード参加、19日のフォーラムに一岡由裕人氏参加、古川薫氏の記念講演、薩長土肥ブース出店等が決まり、愈々本格化して参りました。

                                  

安岡地区 会派市政報告会 7/7

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安岡公民館において開催。まちづくり協議会について、『当該地区は先行地区といわれるが、行政が作成するとした詳細なマニュアルが未だ示されていない。独断専行するリーダーの出現への懸念等を表明する』意見が複数提出された。十分な予算が盛り込まれているわけではないが、それぞれの 計画・事業化・実施・評価 を行うこと、各協議会に サポート職員も配置されている事に鑑み、協議会参画者で十分なルール作りを行うこと等お答えさせて頂いた。

2015年7月15日

Filed under: 未分類 — hayashi @ 9:32 PM

下関市議会 建設委員会 行政視察 7/1~3

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千葉県柏市、栃木県宇都宮市を訪問。柏市では、オンデマンド交通、宇都宮市では ①地域住民が主体となった地域内交通、②公共建築物の長寿命化の推進に向けた修繕優先順位判定フロー についてお尋ねしました。少子高齢化、人口減少が進捗する中、全国各地で『コンパクトシティ』、『高齢者社会を迎えてきめ細かい公共交通の利便性向上』に向けての取り組みが顕著になりつつあります。下関市は、既に65歳以上の皆様方の全人口に対する比率が32.5%を越え、超高齢社会を迎えています。空家対策と共に本課題は真剣に検討すべき重要課題と捉えています。

◆柏市では40歳の議長さんより歓迎の辞を頂いてスタート。H17隣接する旧沼南町を編入合併。H19域内で運行していた路線バス3路線が廃止⇒代替え路線を市コミュニィティバスで運行。H25.1より実証実験の後、4月よりコミバス運行を取りやめ、デマンド交通を本格運行。◎愛称:カシワニクル、対象利用者:登録者(H27.5 470人)、均一料金(利用者負担300円又は500円)、運転委託方式 一人当たり 1,010円、停留所数:約400ケ所

◆宇都宮市公共交通空白・不便地域の解消を図る為、本庁管内を除く周辺郊外部13地区において、地域運営組織(まちづくり協議会)が主体となって地域全体で地域内交通を支える試みで(13地域は、それぞれ13連合自治会単位と符合する)、現在11地区において運行されている。◎運賃は概ね域内300円、仕組みだ。運営コストは2/3を市が補助するが、他を利用料と自治会支援金で賄う仕組みだ。運行経費は1地区650万~1200万円で市の補助金は概ね 1億円。◎目指しているのは、①基幹・幹線公共交通ネットワーク、②それを補完する(面的に空白を埋める)ミニバス・地域内交通、③乗り継ぎ円滑化・駐車場整備でアクセス圏域拡大をねらう。◎従来市報配布・防犯灯維持管理に加え、地域福祉や地域交通を担う自治会のあり方に感心した。

 

 

全国宅建政治連盟 年次大会、空家対策研究会 6/30

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東京赤坂ニュー大谷において開催された大会には全国各地から700人を越える役員が参加熱気溢れるものとなった。本年四月一日より『宅地建物取引士』となり果たすべき役割や求められる専門性も拡大される。パネルディスカッションでは、『賃貸管理法』制定の提言や職務上必要な場合公的証書を受ける事務権限を求める意見もあった。パネルに先立つ基調講演では、『近い将来

『財政再建』に政策を切り替えざるを得ない。消費税増税(10%を越え更に)、福祉の切り下げ

に踏み切らなければならないがその時が大きな転機となる。』『日本の今日の発展を支えたのは現場の力。それを維持して行かなければならない。』と言及された。

 

Filed under: 未分類 — hayashi @ 9:24 PM

中東部地区まちづくり協議会 第三回準備会 6/26

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地域コミュニィテーを 確たるものにし、次の世代に引き継ぐべく作業を進めています。三回目の 今回は、最初に≪中東部の地域特性(四つの小学校単位で)と自主防災≫について市防災危機管理官にお話を頂いた後、前回リーダー等を互選した三つのグループに分かれて、①高齢者にかかる課題、②子育て支援・青少年健全育成にかかる課題、③環境・空家・防災にかかる課題 の三つのテーマでグループ協議を行いました。今後8月1日号の市報に併せ、広報誌第一号をお届けすると共に、10月初旬の協議会正式発足に向け、地域内居住入会希望者を募ると共に、設立後の事業計画策定等に向け準備を進めます。

 

櫻山神社 創建150年記念事業 かたまる 6/25~26

固有の歴史の一つのテーマ 『維新』、我が街は正に維新発祥の地であります。9/19~20日の「子供向け維新塾」「フォーラム」に続き、レセプションと併せ『古川薫先生講話(櫻山神社創建150年をテーマに)』が実現の運びとなりそうです。併せて、秋季大祭(10/18)時に 下関市剣道連盟に主管頂いて、『招魂場』境内地での剣道大会を開催する目途がたちました。

 

市政報告会 開催 6/23

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本年1月改選後、最初の後援会市政報告会を開催させて頂き、下関市議会3~6月定例会での議論を中心にお話しさせて頂きました。 5/13~15 会派で市町村セミナーへ参加していますが、その時の四つのテーマの内 ≪(1)『地域創生』については『交流人口増加策』、(2) 『限界集落、消滅可能性都市にならない為に』には『高齢化が進捗するだけでは集落は消滅しないが、その集落・コミュニィティーを次の世代に引き継げるかが潮目となる』との二項目こそ地方議員の果たすべき務め。≫とのメッセージを受け止めました。

 以前から主張すると共に実践している『固有の歴史をテーマに街興し』と、現在 地域の皆様と協議を進めている ≪まちづくり協議会≫ の中で地域内リーダーの世代間の連携と継承を実現して参りたい旨 お話させて頂きました。

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