下関市議会 議会運営委員会 先進地視察 7/13~15
鎌倉市、逗子市、立川市を訪問。今回の視察項目は、①議会と市民の集いについて(鎌倉・立川)、②タブレット端末活用について(逗子・立川)の二点に絞りました。
鎌倉市 ◆『対話の機会は増大しつつあるが、参加者の固定化、発言者がの固定化、質問の長時間化、質問内容が苦情・陳情のケースが多く、結果的に多くの参加者が発言機会を失うと共に、建設的な意見交換の場にならないケースも多い』との問題意識をベースに、市民参画の「ワールドカフェ」の手法を取り入れ、『オープンミーティング』を開催(2日間で五会場 それぞれ1テーマ :103名の市民参加)、テーブルホストを大学生とする 方法を取り入れています。
逗子市タブレット導入は、議会主導で導入された。
- 定例会で多い時は議員一人当たり1,000枚以上の議案資料を使い、終わ了後に正式印刷を行うので膨大な資料が無駄になっている。◆誤植等で資料差し替えにも多大な労力。◆逗子市は経費削減でカラーコピーを禁じており、モノクロ情報(図表・写真)では、判別しにくい場面もあった。◆委員会審査中の資料請求が、経費増の原因との指摘もあった。 等の理由から、クラウドコンピューティングシステムを採用しての「タブレット端末」導入に踏み切った。
- その様な経緯から、導入担当市議チームからの説明(我々で70組程度)となった。導入に際し、◆使用基準・範囲は議員の良識に委ねる。◆有志議員による『逗子市議会ICT推進部会』を立ち上げ他の議員からの相談・要望をを受け解決に導く体制を確立。◆例年の議会費の範囲内での導入の為、議長車を含む公用車の廃車、供用車体制も取り入れた。
- システム経費と効用⇒端末通信料(20台)で@4200円で年間 100万8千円。会議システム利用料@57600で¥691,200。議案書・行政計画がすべてPDFでの提供でコピー代・労務費など縮減。議員あて連絡も全てタブレット配信で煩雑さ解消。誤記もサーバー上の書き換えで済む。
- 今後の課題⇒手書きマーカー機能改善。ランチャー機能。議員間の機器へのスキル平準化
立川市 ◆市民との集いは、無作為抽出で1200名に案内を出しての開催だそうだが、出席者は少ない。◆タブレットについては逗子市のシステムを参考に、事務局主導で導入されており、議員サイトの文書等のクラウドへのUP権は無い等印象に残った。
魅力ある住宅団地 浜浦台 構築検討会 7/17
町民館において、下関市まちなみ住環境整備課の皆さまにもご参加頂き、空き家対策に関する施策等についてお話を頂くと共に、当方は宅建協会下関支部長として相談業務のあり方等説明させて頂いた。2年間スマートコミュニィティ化への可能性調査を行って来た実績についても報告させて頂いた。
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