下関市議会議員　林真一郎

下関市議会　閉会　6/24　

本会議冒頭、議案第108号『下関市一般職員の給与に関する条例の一部改正条例』が付託され、いったん休憩をとり総務委員会が開催。

内容は平成25年7月1日から平成26年3月31日までの給料月額の減額を定めるもので、職務7級以上の職員は１０％、６級８％、以下順次比率を軽減1級並びに2級の職員は２％とした。

この措置に伴う縮減額は約5億円。最も多い4級職員については月額42000円と報告された。背景には国が、東日本大震災の復興財源確保を理由に、国家公務員給与を平均7.8％削減しているのを踏まえ、地方自治体も同水準での給与削減を念頭に、七月からの地方公務員給与削減を要請している問題がある。

国は７月からの実施を見込み、本年度から自治体財源となる地方交付税の減額【本市の場合6億6000万円】に踏み切った。

その他、次世代育成支援拠点施設に関する　財産取得(議案第100号）、同展示物製造請負契約締結(議案第105号）等一般議案、各補正予算議案をそれぞれ可決し閉会した。詳細後述。

中部地区社協　第47回総会　　6/23

47回目を迎えた中部地区社会福祉協議会総会、来賓として下関市社会福祉協議会　兼田一郎会長をお招きし開催。

H24年度事業 報告・収支 並びにH25.6 ～H28.6役員人事等承認を頂いた後、

地域福祉活動計画の概要、放課後子供教室の報告を頂きました。

本年は従来の活動に加え、地域福祉・防災に取組みます。

旭陵同窓会　6/22

恒例の同窓会が開催され参列。

同窓ﾋﾟｱﾆｽﾄの演奏や平素ご無沙汰の皆様と直接お話しする機会を頂きました。

同期も山口県前副知事や下関市副市長が参加され、賑やかな会になりました。

空き店舗対策視察　6/12

北九州市魚町商店街を視察した。

一角にあるＭビル、近年大型ｷｰﾃﾅﾝﾄの撤退などで抜本的な戦略の転換が求められていた。

躯体は解体せず、天井は軽鉄等の下地を撤去、床もＣＦ等を剥がしCON面に塗装する等、間仕切りは撤去し、空調などにも考慮して簡易目隠し間仕切り。

そこに様々な工房が並んでいた。１区画1．5万円～2万円程度。他の事例も同様で大きな矩形の周囲にﾌﾞｰｽ事務所を配置し、ｾﾝﾀｰを共有ｽﾍﾟｰｽ、時には有料会議ｽﾍﾟｰｽとして活用している。ﾗｲﾌﾞﾊｳｽの事例も見られた。

下関市議会　建設委員会　6/17~18

所管に係る港湾局・建設部・上下水道局・都市整備部の四部局について審査、報告を受けた。

付託議案は、①議案第80号 平成25年度下関市一般会計補正予算（第1回）、②議案第81号 平成25年度下関市港湾特別会計補正予算(第2回)、③議案第91号　下関市営住宅の設置等に関する一部改正条例、④議案第92号　下関市駐車場の設置等に関する一部改正条例、⑤議案第104号　工事請負契約締結について の五議案の負託を受けた。

◆議案80号は、第8款 土木費⇔項2道路橋梁費 7944万円≪ｼｰﾓｰﾙ前ｴｽｶﾚｰﾀ修繕費897.9万円、金比羅橋維持費1億4464万円(防災安全交付金)等含≫、項4港湾費2115万円(特会繰出金)、項5都市計画費1億459万円≪人工地盤から大丸への進入路6100万円含≫項7住宅費1億4030万円≪市営空家修繕費3000万円、住宅改修事業助成金900万円、公営住宅建設(田部東団地)1億円、白雲台計画策定委託1000万円含≫

◆議案第81号は、人工島への企業誘致を含めた調査委託費4000万円等、

◆議案第91号は、優先入居の有り方、

◆議案第92号は、駐車場管理運営に当たり、指定管理者の自主裁量を挙げるため、利用料金制導入と共に普通駐車一台当たり＠300/時間以下、バス＠2030/日等、

◆議案第104号　竹崎～園田線駅前広場整備工事請負契約　

全議案原案了承

各派代表質問 6/11～12　個人質問　6/13～14

市長所信表明に続き代表質問が行われた。

①≪中心市街地と周辺地域格差解消≫を図る為の施策等質す意見に対し、住民自治組織構築へ向けてのﾒｯｾｰｼﾞ有り(行政財産利用を住民組織に委ねる：街づくり協議会)。

②岬之町港湾荷役機能の長州出島への早期移転、出島の背後地利用計画早期立案、

③津波ﾊｻﾞｰﾄﾞﾏｯﾌﾟ・海抜表示、

④火の山山頂回転ﾚｽﾄﾗﾝ建替計画、

⑤緊急雇用事業⇒MCS撤退、昨今のS鉄工60名解雇等で離職者は激増傾向にある。一方予算はH23：8億円⇒H24：4億円⇒H25：2億円と減少し、本年度の目標が16事業60名の雇用を目指すのはなんとも寂しい。

⑥小中学校・公民館耐震化方針⇒『小中学校についてはH27迄に90%耐震化を図る方針に変わりはないが、校舎19棟、給食室等12棟については28年度以降の着手としたい』旨、H21.5の統合計画について今後それを基に、当時推計をした児童生徒数が更に減少傾向を示す地区に付き重点的に『教育環境改善会議』(当面は保護者対象)を開催との答弁有り。当方個人質問　に対し、28年以降に耐震補強が延伸された校舎19棟は、養治小（１）、王江小（１）、神田小（旧市３）、本村小（２）、吉母小（１）、殿居小（１）、神田小（豊北１）、阿川小（１）、田耕小（１）、文洋中（４）、名陵中（３）との答弁に接し、今後見識ある対応を要望した。

公民館34館については、18館が新耐震をｸﾘｱしている。残り16館の内、耐震補強済2館、建替１館、一次診断10館、未着手3館との回答。

その他注目されたのが≪史蹟前田砲台跡公有化事業：5億円≫について、中国電力が所有する5634.11㎡(赤線部分を除き5526.78㎡)、並びに昭和30年代末に建設され現在未利用の社員寮について、土地取得会計 2.5億円、移転補償2.5977億円（土地先行取得、後行政財産として買い戻し、移転補償にはそれぞれ　H22.8の国史蹟指定に基づき80%の国庫補助がある）について、①路線価の倍以上の価格で買い取ろう としていること②交渉に入り前に取得予定価格が公表された点等に対し疑義が続出。今後問題となる可能性有り。

≪調査事項　①≫　　地元企業との共同開発による製品開発　について

飯田市

先年「地域に集積された技術交流でLED照明を開発製造、全市の防犯灯(6000灯)をLED化する」｢地域における産業振興は必須の課題だが、積年地域で担ってきた産業に不可欠で集積された技術を募り、技術交流の中から新たな産業を興す｣という市長報告が印象的であったこと、近年市民ﾌｧﾝﾄﾞ(おひさまﾌｧﾝﾄﾞ)で再生可能ｴﾈﾙｷﾞｰ導入に向けて様々な取組がなされていること等で注目をしていました。

27日新幹線名古屋駅から高速バスで飯田駅前に到着。

赤屋根のﾕﾆｰｸな駅・街中の製材所・ﾛｰﾀﾘｰ交差点(信号を撤去し、新たにﾗｳﾝﾄﾞｱﾊﾞｳﾝﾄﾞ方式の交差点が二か所創られている)等目が目を引きます。

≪環境ﾓﾃﾞﾙ都市指定(H21)を受け、LED全灯入替分≪28000/灯(工事費込)＊6000ｹ所≫の予算で初年度3000灯、残りをH26年度までに全灯入替方針が決定された。◆製作手法：『市販品を購入し設置すれば費用のほとんどが地域外へ流出して終わる。地元企業製作となれば、投資の多くは域内企業利益・従業員給与に廻りひいては税収の一部として戻ってくる、地域で巡るお金となる』『商品開発に成功すれば先ず3000灯の買い上げが見込めるとの判断で、地元産業技術ｾﾝﾀｰ(S58設立)内の共同受注組織｢飯田ﾋﾞｼﾞﾈｽﾈｯﾄﾜｰｸ支援ｾﾝﾀｰ（当初60社：現在90社を超えている)が参加 して製作に当たり、新機材製作と技術交流組織確立 の成果を得る。住民・自治会は、無償で防犯灯がLED化し、それを機に電気代も市が負担、毎年防犯灯１灯につき\1000のﾒﾝﾃ費が自治会へと優遇されている。

◆因みに本市においては、従来防犯灯設置・維持管理については自治会が担う主要業務の一つで、市が防犯対策協議会へ助成(H25:約\3,151万円)、各町が支柱を建てる場合 \9,000/本、通常蛍光灯器具 \3,000/灯、電気代4～10月分の電気料を基に助成を行っている。LED防犯灯は、環境部が窓口となり国のｸﾞﾘｰﾝﾆｭｰﾃﾞｨｰﾙに則り、希望自治会へ一灯当たり\7,000/灯の助成を行っている。実績は、H23～24年度で約3600灯(本市の防犯灯：約20,000灯)、本市のｴｺｱｰｽ計画では2018年までに50%(10,000灯)をLED化する方針    但し、防犯灯助成方式の併用は認められていない。

◆さて、支援ｾﾝﾀｰの主な事業内容は、（１）共同受発注事業⇒展示会への出展、県中小企業振興ｾﾝﾀｰ発注開拓促進委員並びに ﾈｯﾄﾜｰｸ(NESUC-TOOL)との発注情報等の共有　（２）連携企業による新製品開発事業　です。

ｷｰﾏﾝの獲得と連携を目指したﾏｯﾁﾝｸﾞも大きな仕事になっています。

ｾﾝﾀｰには検査ｾﾝﾀｰも併設されています

上の検査機は検査対象の表面等を検査する機械で微細な部品等の表面塗装の剥がれ・劣化等を検査する。

上の写真は金属等への異物混入をチェックする検査で検査対象の性状について検査中。それらの検査受託も増えているとのこと。新たな分野への挑戦に関する問い合わせ、検査等年間6000万円程度の受託事業と、会員企業会費、助成金等で運営されているが、市単独で運営されているケースは少ない。

一連の取組は十分評価に値するもの思料する。

≪調査事項　②≫　　　葛飾ブランド　｢葛飾町工場物語｣について

東京都葛飾区　技術立国を支える東京下町町工場の物語は再三TVに登場する。10,000社を越える工場群が立地する 大田区を筆頭に、墨田区～葛飾区～足立区と続くそうだ。葛飾区には3,200の町工場があり、その99%は5名以下で、下請が中心で自社ｵﾘｼﾞﾅﾙ製品を持たない。そんな中、下請け体質からの脱皮を目指し、自社製品開発に取り組む会社が現れ始めた。中にはアイデアに優れ、時代のニーズに対応し、将来売れ筋ときたいされるものも少なくない。それら、期待できる商品の応援仕組みづくりとして『葛飾ブランド創出支援事業』がスタートした。

　今日まで技術認定５９社。25年度の認定作業の流れをみてみると、5/15第一回認定審査委員会が開催された後、5/15～6/28の期間で候補製品を募集、7月上旬第二回認定審査委員会が開催され、その後二次調査が行われ、9月中旬製品認定(十社程度)となる。面白いのは此処で、漫画家5名が公募され、それぞれの製品化までの経緯や苦労話を漫画にした上で、工場紹介記事等と共に『KATSUSHIKA　町工場物語』に編集製本化される。

東京ｷﾞﾌﾄｼｮｰ、機械要素技術展(東京・大阪)、産業交流展・産業フェア等に出品、HPや広報誌に掲載を行い支援している。昨今TV局の取材も飛躍的に増えた。

海抜ゼロ地帯なので庁舎1階は利用されていません。

現庁舎敷地内で建設が進められている市民サービス棟、鉄骨の組み立 てが進むと共にｺﾝｸﾘｰﾄ打ちも行われています。(SRC：鉄骨鉄筋ｺﾝｸﾘｰﾄ造)来年の3月議会は新庁舎内で開催が予定されています。

下関青年会議所 創立60周年 記念式典　6/1

昭和28年5月4日 28名のﾁｬｰﾀｰﾒﾝﾊﾞｰよって設立された。日本における青年会議所活動は、昭和24年9月3日 東京青年会議所設立に始まるが下関ＪＣは、広島ＪＣのｽﾎﾟﾝｻｰにより全国で41番目の青年会議所として創立。私は昭和50年2月に入会、昭和61年理事長・62年日本青年会議所理事を経験させて頂き、後議会への挑戦に繋がった。日本青年会議所会頭を始め全国各地から、

併せて、日韓国交回復前に姉妹ＪＣとなった釜山ＪＣよりも40名を越す仲間に参加頂いた。

放課後子供教室　園内草刈実施　＆花いっぱい運動　6/1～2

水遊びｼｰｽﾞﾝを目前に、参加者保護者・地域の皆様と一緒に草刈りを行いました。

参加生徒の皆さんも手伝い

ﾌﾟｰﾙ周辺を中心に楽しく作業を行いました。

花いっぱい運動準備で観音崎町が管理する花壇の整理を行い(6/1)、6/2朝一番で苗を頂きにｱﾙｶﾎﾟｰﾄにて

ポーチュラカ苗を頂き植栽。

自由民主党　県連大会～総会・参議院決起大会　6/2

湯田　タナカホテルにて開催。

豊北町に伝わり7年に一度催行される「浜出祭」　神玉地区　一の宮の住吉神社 

寿永四年(1185年)の船合戦の後、文永(1274)・弘安(1281)の役　世に言う蒙古襲来である。ﾓﾝｺﾞﾙ帝国とその属国高麗王国が大船団をもって押し寄せた。

豊北神玉地区にある 神宮皇后神社 由来盤には、後宇田天皇の御代(弘安年間)襲来する蒙古軍撃退が容易ならざるに及んで、神宮皇后新羅征伐の例に倣い、幣帛奉って奉斉したところ御稜威現れ撃退できたとの記述がある。この地を守ったもののふ　の息吹を感じさせる。

すぐ近くには人類ﾐｭｰｼﾞｱﾑがある。

名池小学校　運動会　5/26

名陵中学校共々7月20日より耐震工事が始まります。さて、好天に恵まれ運動会は盛り上がりました。生徒の減少は否めませんが、児童・生徒の真剣な眼差しと一心不乱に競技に取組む姿はいいですね。皆さんの声援が学校中に響き渡りました。

下関水泳連盟　総会 5/25

主催事業三大大会は、7月15日(海の日水泳大会)、7月28日(学童記録会)、8月18日(市民選手権大会)の実施予定です。

昨年度はそれぞれ参加者も増え盛り上がりました。今年度は新体制で臨み一層の成果を目指します。

下関市連合自治会 5/22、下関保護区保護司会・中央地区自治連合会総会　5/24

中央地区自治連合会長、並びに 保護司会中東支部長 としてそれぞれ出席させて頂きました。

連合自治会は毎年5月上旬に理事会(自治連合会長67名で構成)を開催し選挙等で役割を定めています。議事の中で「監査時期と会計年度に齟齬がある」「理事会出席者への旅費の支給に付いて、自治連合会長だけでなく広く自治会長が情報を共有出来る運営に配慮して欲しい」旨の意見が出されました。

保護司会では24年秋、25年春とお二人の方が藍綬褒章を受賞された旨報告されると共に、板井前会長退任と峠本会長就任等が了承されると共に新たな部会構成等が示されました。

自治連合会総会 24年度収支、25～28年人事案件等 可決頂き、自治連合会長・地区社会福祉協議会 会長として次3年間任期を頂きました。少子高齢化に伴い、地域の安心安全を確保する手立てを更に検討すべき時期を迎え、精一杯努力をするつもりです。