第一回 あるかぽーと・唐戸エリアマスタープラン推進会議 5/26
前田晋太郎市長が委員長を担い、川上康男下関商工会議所会頭以下8名の委員で推進会議が発足、公開形式で初会合がもたれた。
観光関係者の立場で委員に就任した、株式会社 星野リゾート代表取締役 星野佳路氏は、『世界に稀有な景観を誇る関門海峡に臨むこの地で、日本を代表するウォーターフロントシティを創出する』こと、当該プロジェクト担当の北島副市長は『①観光地としての価値向上⇒②流動人口増加⇒③新たな雇用⇒④人口維持進んでは増加を目的とする街づくり』と改めて強調した。星野氏は更に『本事業推進に当たっては世界最先端事例を研究・検証しつつ行うこと、Aエリア(現観覧車+遊園地)での新規事業者選定にあたっては、妥協することなく、提案者の資本力など充分吟味して決定すべき』等提唱。
今回示された実施体制では、『具体的実施内容 及び 企画を調査・研究し取り纏め推進会議へ提案するデザイン会議(概ね月一回開催)』の設置、推進会議で諮る前を含め、市議会への定期的報告・説明が加えられた。市議会においては今後、①各事業・予算の妥当性、②財源・投資対効果、③必要に応じて関連条例の制定・見直しを行うことになる。議会としては、今日まで執行部より提出されるビジョン・イメージ図等が先行し、本市が負担する事業内容や予算規模も示されない中で議論の余地もない状況であり、議会内にはウォーターフロントエリアの設定(駅~唐戸~火の山)にも水門~彦島を加えるべきではとの意見もある。
推進会議の位置づけとして、設置要綱には『・・開発の方針、スケジュール等の意思決定を行う場』とあり、二元代表制の一役を担う議会としては、正に鼎の軽重を問われる局面を迎えている。
(基本年二回開催、次回は10月が予定されている)
◎人口減少が顕著な本市において、交流人口拡大は重要施策である。星野氏によれば『①観光客の80%は国内観光客、故に大都市圏からの流入を如何に図るか?②インバウンドはTOP6で65%、TOP10で80%のシェアを取っており、ボトム3(高知・福井・山口)は1%』を念頭に、但し当該エリアにはポテンシャルがあるとされている
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