2024年6月22日

Filed under: 未分類 — hayashi @ 1:06 PM

6月定例会 一般質問 6/19

3月議会で奥山工場180T炉につき基幹的設備改良事業、即ち長寿命化工事に係る債務負担行為105億円が了承された。

 

220910焼却炉全景

全景④[旧炉施設解体中]

平成14年、現180T炉完成の後、25年主灰セメント原料化・余剰電力売電開始、28年170T炉建設されました。二炉が同一企業でない為、170t炉にもピットを併設する案もありましたが、それが10億円とのこともあり、既存ピットの両側に炉を設置する現在の体制が選択されました。(写真上 上段)

以降の整備方針策定にあたっては、当時既存220T炉(写真上 下段中央部)解体後ヤードを整備し、180t炉を長寿命化し耐用年数を170t炉と併せた上で2041年以降、隣接するヤードへ更新施設建設となりました。

180t炉基幹的設備改良事業の完了は令和10年(2028年)と答弁有

■現二炉(180T炉⇔平成14年、170T炉⇔平成28年)の契約時の炉単価について、62億円、40.2億円が示されました。ロシアによるウクライナ侵攻後、人件費・資材が高騰しているものの、今回の基幹的設備改良事業の焼却炉長寿命化に係る予算80億円は高額の印象があります。

■■①適正価格への所見、②現時点で180T炉を更新するとしたら 必要となる投資額、③今後の処理方針も焼却処理か、④人口推計に基づき2041年時点で確保すべき施設規模とそれにかかる必要投資額、国県等からの補助額等の見込みは如何に⑤焼却を広域で考える等の検討、⑥広域連合を組み、公共が資金を調達し、設計・施工・運営を一括して委託するDBO方式採用等が報告されているが所見は?等質問しました。

■■答弁骨子⇒①適正価格については、コンサル所見と他自治体へ納入価格を参考に判断する以外にない、②324億円、③焼却処理・ストーカー炉、④⑤⑥については今後検討。

■■事前聞取りの際、現在2炉で合計350tの処理能力であり今後の人口減等も考慮して300tを考えても現在価格で550億円の投資となり綿密な財政計画が望まれる。

金額面だけでなく広域での処理を考えるとすれば炉の建設位置が奥山で以外にも用地を確保する必要の是非、現在2炉が別々の企業による建造であること等等 検討事項有り

■■まちなか観光戦略⇔本年は本市の 総合計画 新たな観光交流ビジョン策定の時期を迎える中、議会としては 令和7年秋に開業が予定される 星野リゾートホテル オープンを念頭に エリアビジョンに則り近く提案される公共で整備案件の是非を審査することになります。

 

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