下関市議会 建設委員会 先進地視察
建設委員会 行政視察 5/13~15
三重県四日市市、石川県金沢市を訪問させて頂きました。四日市市では港湾政策を金沢市では、金沢市企業局(上下水道事業・ガス事業)に事業概要と消化ガス再生可能エネルギー利用について伺った。
◆四日市市四日市港管理組合にて港湾長期構想並びに戦略計画等につき説明を頂いた後、船舶で海上より利用状況等視察した。
①当該管理組合は三重県と四日市市を組織団体とした一部事務組合としてS41年3月に設立されている。因みに全国港湾管理者の内、苫小牧・石狩・名古屋・四日市・境・那覇 の六港が一部事務組合。
②経費支弁は 財産利活用・地方債による収入に加え、組織団体負担金(三重県 55.6/100、四日市市 44.4/100)。
③全国主要港との比較では、H23総取扱貨物量は全国14位 6,141万トン、外貿コンテナ取扱個数は H24全国10位 182,648TEU (因みに下関港は 17位 72,668TEU)
④外国貿易貨物品種別内訳をみると 輸入 3,784万トンの内 原油45.5%、LNG 35.4%、石炭 6.3% 等で 輸出 404万トン石油製品 26.1%、自動車部品 26.0%、化学薬品 23.2% 等となっている。エネルギー系の大型運搬船等が多数停泊し、正にコンビナート地区港湾。名古屋港が隣接するが貨物は三重県側のみで峻別。
◆金沢市金沢市企業局は、ガス事業(大正10年金沢電気瓦斯株式会社を買 収し公営企業として約6万8000件天然ガスを供給)・水道事業 (昭和5年給水開始。普及率99.2%、1日給水能力は323,950㎥)・発電事業(全国唯一市営水力発電事業⇒犀川・内川に5か所の発電所 年間1億4000万KWHで約4-、000世帯の電力を賄う)・工業用水事業(能力 1,700㎥)・下水道事業の五つの事業を行っている。下関市が本年より取り組む 消化ガスを再生可能エネルギーとhして利用する事業先進地金沢では、消化ガスを精製して都市ガスとして供給するシステムが構築されていました。外に発電事業も考えられます。後日追加報告致します。
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