一般質問
12月定例会一般質問 12/19
一般質問オオトリで登壇しました。
本市の現状として、◆人口減少に歯止めがかからず、本格的少子高齢社会が到来していること◆地域において 高齢・空洞化が進行すると共に、教育力・福祉力が低下したこと◆産業基盤拡充・新規産業育成と雇用確保が求められていること◆産業基盤の沈下と若年者の雇用機会減少等で、従来からの事業継承者の課題に加え、住居も次世代へ引き継がれなくなる傾向にあること 等を感じます。
◆再生可能エネルギーに関し、スマートグリッド(スマートメーター等の通信・制御機能を活用して停電防止や送電調整のほか多様な電力契約の実現や人件費削減等を可能にした電力網)を組み、地産地消と共に設備計画を策定することに期待を寄せています。そんな中、下関青年会議所が スマートシティ構想 を提唱し、電力事業の完全自由化及び電力供給システムのアンバンドリング(発電部門・送電部門・配電部門・小売部門の分離)等提言がなされました。積極的検討が待たれるところです。
◆船舶燃料としてのBDFの活用に対する 市の見解と支援策等についてもお尋ねしました。(昨年来、環境省より助成頂き水産大学校を中心とする作業班でBDFの燃焼試験を行い、現在研修船に送電しする実証試験をおこなっています。来年度はいよいよ船にBDF燃料を搭載し最終実験を行う予定です)
答弁に進展はありませんが、「私共の取組を重大な関心を寄せている」とのこと。
◆地球温暖化協議会、環境未来都市を目標とした環境基本計画等の達成度について
下関市地球温暖化対策実行計画進行管理部会 議事録拝見させて頂いた。
「市域全体の実行計画でありながら 各部門、特に市民・事業者の実施状態が見えてこない」「事業者の取組について、協議の場を設けて欲しい」等意見多数とのことで、進行管理や達成度の把握に至っていないのでは?
提案として◎地球温暖化協議会、環境未来都市を目標とした環境基本計画等の達成度検証を担当する第三者委員会立上。◎検証結果の公表、達成度が低いものは、その原因と達成のために必要な具体的対策(変更策)も整理し公表する。◎対策には、投資対効果(資金調達計画と回収計画)や実施体制も明確にすると同時に市の雇用や環境等の効果も明確にする。◎委員会のメンバーは基本的に市民から広く公募、そこに専門家が数名加わり、実現に向け責任あるメンバー構成とする。
◆中心市街地活性化計画 街中居住促進、北側斜面活用について
- (1) 街中居住促進、北側斜面活用について現状と展望、(2)土地・住宅施策、(3)地籍調査
北側斜面について、現居住者への意向調査が行われているが、「現状に満足している」等の意見も有るとのことで保留状態。一方、少子高齢社会到来と住宅が次世代に受け継がれない中、所有する家屋を売却して中心部のマンション等に転居を望む方、独居となった場合中心部所在のサービス付き高齢者住宅や有料老人ホーム 等への入居を希望する方も少なくない。
中心市街地における国調(地籍調査)早期着手の効用を述べ要望を付した。
◆次期、福祉計画並びに同実行計画について、共助を支える社会資源⇒自治会、民生委員、福祉員、地区社協の充実、介護財源の有効活用等要望した。
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