2012年12月31日

一般質問

Filed under: 活動報告 — hayashi @ 11:07 AM

12月定例会一般質問 12/19

一般質問オオトリで登壇しました。

本市の現状として、人口減少に歯止めがかからず、本格的少子高齢社会が到来していること地域において 高齢・空洞化が進行すると共に、教育力・福祉力が低下したこと産業基盤拡充・新規産業育成と雇用確保が求められていること産業基盤の沈下と若年者の雇用機会減少等で、従来からの事業継承者の課題に加え、住居も次世代へ引き継がれなくなる傾向にあること 等を感じます。

再生可能エネルギーに関し、スマートグリッドスマートメーター等の通信・制御機能を活用して停電防止や送電調整のほか多様な電力契約の実現や人件費削減等を可能にした電力網を組み、地産地消と共に設備計画を策定することに期待を寄せています。そんな中、下関青年会議所が スマートシティ構想 を提唱し、電力事業の完全自由化及び電力供給システムのアンバンドリング(発電部門・送電部門・配電部門・小売部門の分離)等提言がなされました。積極的検討が待たれるところです。

船舶燃料としてのBDFの活用に対する 市の見解と支援策等についてもお尋ねしました。(昨年来、環境省より助成頂き水産大学校を中心とする作業班でBDFの燃焼試験を行い、現在研修船に送電しする実証試験をおこなっています。来年度はいよいよ船にBDF燃料を搭載し最終実験を行う予定です)

答弁に進展はありませんが、「私共の取組を重大な関心を寄せている」とのこと。

地球温暖化協議会、環境未来都市を目標とした環境基本計画等の達成度について

下関市地球温暖化対策実行計画進行管理部会 議事録拝見させて頂いた。

市域全体の実行計画でありながら 各部門、特に市民・事業者の実施状態が見えてこない」「事業者の取組について、協議の場を設けて欲しい」等意見多数とのことで、進行管理や達成度の把握に至っていないのでは?

提案として地球温暖化協議会、環境未来都市を目標とした環境基本計画等の達成度検証を担当する第三者委員会立上。検証結果の公表、達成度が低いものは、その原因と達成のために必要な具体的対策(変更策)も整理し公表する。対策には、投資対効果(資金調達計画と回収計画)や実施体制も明確にすると同時に市の雇用や環境等の効果も明確にする。◎委員会のメンバーは基本的に市民から広く公募、そこに専門家が数名加わり、実現に向け責任あるメンバー構成とする。

中心市街地活性化計画 街中居住促進、北側斜面活用について

  • (1) 街中居住促進、北側斜面活用について現状と展望、(2)土地・住宅施策、(3)地籍調査 

北側斜面について、現居住者への意向調査が行われているが、「現状に満足している」等の意見も有るとのことで保留状態。一方、少子高齢社会到来と住宅が次世代に受け継がれない中、所有する家屋を売却して中心部のマンション等に転居を望む方、独居となった場合中心部所在のサービス付き高齢者住宅や有料老人ホーム 等への入居を希望する方も少なくない。

中心市街地における国調(地籍調査)早期着手の効用を述べ要望を付した。

次期、福祉計画並びに同実行計画について、共助を支える社会資源⇒自治会、民生委員、福祉員、地区社協の充実、介護財源の有効活用等要望した。

一半質問

Filed under: 活動報告 — hayashi @ 10:58 AM

市議会 一般質問 12/13~14 

10人が登壇。再生可能エネルギー利活用先進地事例(足利市:62000世帯)として、≪総発電構想:各世帯に太陽光パネル設置≫≪公共施設(小中学校校舎・福祉施設等)屋根貸出事業:ソーラー設置を行う事業者等に有料で≫等を挙げ見解を求める意見もありました。(答弁:国のエネルギー政策に準じ検討) 興味深い施策ですが、次世代電力ネットワーク(スマートグリッド)構築の一環として実施することが肝要と考えます

電気買取制度発足を機に、遊休荒廃農地等でのメガソーラや海洋風力発電等を目指すプロジェクトを進める動きが出てきましたが、同様に売電を目的とする単体事業では長い間(例えば、買取制度期間の20年)事業採算が見込めるか疑問も有ります。

木質ペレット活用に関する質問もありました。「現時点では価格効率として、灯油よりは安価なものの、A重油・チップ等に比べ高価なことがネックとなっている」旨の答弁。

間伐材・風倒木・プレカット端材等確保は容易なものの、持出・輸送コストの負担が大きい事が課題です。只、山の保全・環境整備の為にも森林バイオマス実用化が待たれます。

高杉晋作≫にまつわる質問⇒2013年は下関において『奇兵隊』が結成されて150年となる節目の年、これを機に改めて高杉晋作を顕彰すべきとの意向も含め『終焉の地』(四境戦争を経て新地 林算九郎邸にて逝去:その近くに設けられている)の整備方針を質す意見も出されました。観光交流ビジョンに基づく誘客イベントにも2018年の明治維新150年迄維新群像に因むものが取り上げられています。

消防 現下の課題≫⇒火災発生件数は85件で昨年より6件減少しているが死亡者は10名と過去最高年と並んだ。建物の高層化進み、現有梯子車(30m級2台、40m級1台)で到達しない建物対策(31m以上の建物が96棟)、現場到達時間の短縮要望。

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