2020年12月26日

Filed under: 未分類 — hayashi @ 4:14 PM

12月26日 読売新聞朝刊一面報道『脱炭素14分野数値目標 グリーン戦略 洋上風力主軸に』の見出しで、2050年温室効果ガス排出量実質ゼロに向けた「グリーン成長戦」が報じられた。

二酸化炭素排出量の約4割を占める電力部門の「脱炭素化が大前提」とし、再生可能エネルギーを最大限導入。全発電量の約50~60%(現在20%)を同エネルギーで賄う。

主力電源化の切り札として洋上風力発電を挙げ、『沿岸部で大量導入が可能で、部品点数も多く経済波及効果が期待できる』とした。又、『政府が地方自治体との調整を主導し、発電容量を30年までに1000万KW、40年までに4500万KWとする』旨を表明している。

沿岸部の大量導入がどれだけ進むのか見守りたい。

 

          

長府バイオマス発電の概況 

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12月定例会中の一般質問において『カーボンニュートラル戦略』を取り上げ、今後国が第三次補正に反映されるであろう再生可能エネルギーの係る技術集積に資する事案として関門海峡での潮流発電プロジェクト等について当局の所見を質しました。その折答弁の中で、現在彦島西山地区にて令和4年1月運転開始が予定されるバイオマス発電所(74,980KW:下関バイオマスエナジー合同会社/平成30年12月26日公害防止協定締結)に続き、同規模発電量(74,950Kw)で令和6年9月運転開始を目指す長府バイオパワー株式会社の取組が答弁で紹介された。

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同プラントは、年間約32万トンの木質ペレット、PKS,竹チップ等を燃料として用いる予定で、その80%は輸入に頼るとのこと。FITによる20年間固定買取(21円/KWH)で中電へ売却予定とのこと。安岡・室津の風力共々今後の展開を注視したい。

 

まちづくり協議会総務部会納会12/23、下関西LC委員長会・市大国際交流センター意見交換

コロナ感染拡大の影響で 新年賀詞交換(名刺交換)会は中止、成人式は延期となった。(消防出初式はパレード中止)

まち協やライオンズクラブの活動も様々な制約の中、中止や延期を余儀なくされた一年でした。そんな中 まち協では年末、継続事業のペットツリー・ふれあい農園での大根収穫に加え、王江・養治小学校、ドリームシップで観劇の会を開催。

今後、域内でペットツリー設置個所の拡大や市内最初の取り組みとなる名陵校区小中一貫校化へ向け地域の盛り上げに資する事業を打ち出すことを申し合わせました。

 

LCクラブでは来年留学生の皆様とWEB会議を通して学生さんの支援を図る企画を立案すべく、市立大学国際交流センターと協議を進めています。

2020年12月19日

Filed under: 未分類 — hayashi @ 9:39 AM

下関市議会 12月定例会 一般質問 12/8~14 

 

印象に残った答弁

  • 競艇場売上と本会計への繰り出し⇔コロナ下でも売上目標911億円の下方修正は無用で1191億円を計上する見込み。繰り出しについては、H29:7.7億円、H30:17.5億円、H31:7.0億円、R2:18.7億円を見込む。尚、操出基準を上回る場合交付税減額に繋がる。
  • 耐震化工事が行われていない学校・公民館⇔小学校44校中3校、中学校22校中1校、公民館34館中13館
  • 防犯カメラ設置事業⇔一台10万円で1団体20万円までの補助金が組まれたが、実績は2団体に留まった。電柱への取り付けが不可で、自立ポールを取付けると1灯当たり10万円では難しいことも原因か? 補助金を利用しづらくしているのでは?との意見もある。
  • 内日小中学校において小規模特認校への移行を決定ことに対し、他地域への援用を求めたが不可。 スクールバス運行について、小串・室津・吉母地区での可能性は無しとした。
  • 給食施設再編整備⇔自校式からセンター方式に変更あるケースでは保護者説明聴き取りを行う。牛乳については、教育委員会調達。保健所の施設検分は年1回。学校薬剤師には、特に厳重な監視を期待する。

当方質問 詳細 

学校給食の将来展望

◆給食施設が抱える課題⇔①施設・設備が老朽化し更新不可欠②衛生管理基準に対応出来ていない③調理員確保が難しく、自校式給食運営が困難⇒再編整備で課題解決を目指す。

◆地場産食材使用は十分ではない⇔生産者と連携した食材確保が必要。調達実績と計画量との割合⇔H30年度:青果下関産 34種、下関市を除外した山口県産32種、延べ34,495品目。使用率は下関産12%、山口県産10%。

◆使用目標決定時期・献立とのリンク?⇔毎年2月その年度の使用量を翌年度の目標値、献立は目標値を念頭に実施1か月前までに小・中学校所属栄養教諭が作成。調達食材の品質基準無 

◆地場産食材発注を担当者?⇔本庁管内は下関学校給食協会、教育支所管内は各調理場 

◆調理機材・方法の見直し、新たな取組は?⇔検討していない。

◆食材調達保管庫の設置⇔当日調達が基本で想定無し。

◆使用食材調達基準設定、献立・食材産地の公表は?⇔今後検討する。

◆献立作成、食材選定・調達を市が責任をもって行う旨公表した仕様書とするか?⇔学校給食安定的提供に資する為、教育委員会が責任をもって管理する。

◆加工は給食センター内を前提とし、簡易なカット野菜・冷凍食品の使用を不可とするか?⇔キャベツ千切り等簡易カット野菜は使用しないが、竹の子水煮・冷凍ほうれん草・冷凍キャベツ等下処理に手間がかかるものは完全使用不可困難。

◆地場産食材使用基準・数値目標、近郊国産食材使用の徹底に関する見解⇔安定確保の課題に取り組んで参ります。

  • 次回 再生可能エネルギーにつき報告しま

2020年12月12日

Filed under: 未分類 — hayashi @ 10:30 AM

下関市議会 12月定例会 一般質問登壇 12/8

今回12月8日6番目に、①土地・建物利用の促進を図るために、②学校給食の将来展望、③下関市の『8050問題』とヤングケアラーについて、④カーボンニュートラルと未利用エネルギー活用について の四項目について質問しました。

 

答弁 

①―1中心部地籍調査30.4%、H26~27年度に行われた法務局調査、令和3年度以降 前回調査の西側駅周辺に向けて第二次調査が行われる。

①―2官民境界先行確定 (その後概3年以内に地籍調査に入る)を、令和3年度以降、法務局調査エリアの東側エリアを市役所方面に向け開始する。

◆二事業によって、中心市街地の土地データが整備されることになる。

 

①―3 まちなか再生宅地開発推進事業については、今後制度利用促進に向け、要件緩和を求めています。

①―4 空き家バンク登録26件、農地が付随した住宅等処分時の下限面積を市内全域で30aとする旨が12/8午前中の会議で決定した旨答弁有。

◆空き家バンク登録済みの件につき、萩市・防府市を含む8市町村において下限面積を1aとしている点に鑑み本市での検討を要望。

 

答弁 ②学校給食について⇔

●地場産食材食材が十分使用されている状況ではない。

●調達食材の『質の基準は無し』、『量は昨年度実績を基に決定』その時点では献立が未決定でリンクしていない 

●献立設定の時期は1~2ケ月前、栄養教諭により決定、

●食材調達は給食協会 

●新給食センター設立を念頭に、今後 (1)食材の調達基準、(2)給食献立・使用食材の産地公開を行う(3)業者公募時に提示する要求水準に、学校給食法・衛生管理基準をもとに献立作成、食材選定・調達を市が責任をもって行う体制をより明確にうたいこむことを申し入れている。

●市民からの要望事項でもある、「簡易なカット加工野菜、冷凍食品の使用不可」については、『キャベツ千切り等のカット野菜の使用はないが、竹の子等下処理に時間を有する物は利用せざるを得ない』との答弁。

 

答弁 ③8050問題⇔

昨年答弁で30年度中の包括が受けた相談件数79件としていたが、令和2年度より、本件を多世代に渡り、介護子育てを包含した複合的課題として、きめ細かい対応を行っている。市内に二カ所の居場所を設置すると共に、必要に応じ訪問支援も行っている。

④未利用エネルギー⇔

現在、彦島地区のバイオマス発電設備に加え、長府扇町においても新たな計画が上がっている。提案頂いた関門海峡での『潮流発電』もポテンシャルの高いものと思料する、今後具体的な検討が提案されたときは、積極的に関わっていきたい旨の答弁を得ている

2020年12月4日

Filed under: 未分類 — hayashi @ 6:44 PM

今期定例会news 

 

①文教厚生委員会へ、新給食センター整備に係る債務負担行為補正(当初R4から15ケ年100億円)変更(令和6年以降)が報告されている。

②今期補正予算内に、公共交通への補助金がある。建設委員会へはサンデン交通に関して以下報告あり。

 今回補助対象でなかった路線124路線に@100万円(1億2400万円)が組まれているが、例年2億円程度の赤字を計上、累積赤字も30億円に達そうとしている状態。今年の見通しで5億円、令和3年度は8億円の赤字との見通しとのこと。今後減便や路線廃止も考えられる。

 

下関市議会 12月定例会 総務委員会 12/1及び3  

 

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財政調整基金に11億円積み立てる補正予算が上がっている、それも加えて今期末の同基金残高50億円としていたが、コロナ対策もあり減額の見込み。中期財政見通しで、令和6年を目標に財政調整基金も70億円の水準を回復すると共に、財政計画を安定したものにしたいが、国県の支出金は概ね変化ないものの、地方交付税交付金は55億円減の見込み。

人件費を現在の219.3億円から1割減の198.3億円に減じても、年度当初に21.3億円の財源不足が見込まれるとしている。自主財源の基本となる市税歳入、令和3年度は15億円減収見込みだが、令和6年には本年度当初見込みとしているが、固定資産税等を中心に国での議論もあり、下方修正を余儀なくされるかもしれない。

一方大型箱物整備に向けPFI,PPP事業手法により検討が進められている。新給食センター、安岡地区複合施設PFI事業の施設整備目標も令和6年、外にも新体育館建設整備事業もある。施設取得までは民間事業者が資金調達迄行うが、所有権が行政に移った時点で、固定資産税徴収対象でもなく、当該施設取得費用を含め管理運営にかかる費用を、債務負担行為に基づいて中長期で負担していかなければならない。将来を見極めてチャレンジ精神と堅実さを念頭に運営に当たる時を迎えている

Filed under: 未分類 — hayashi @ 4:38 PM

まち協 ペットツリー 点灯式 12/1

関係者40余名が常盤公園集合 点灯の時を待ちました。

500mlペットボトル収集から始まり、多くの皆さんが役割を担われました。

皆様ご苦労様でした。

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