2015年7月15日

Filed under: 未分類 — hayashi @ 9:32 PM

下関市議会 建設委員会 行政視察 7/1~3

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千葉県柏市、栃木県宇都宮市を訪問。柏市では、オンデマンド交通、宇都宮市では ①地域住民が主体となった地域内交通、②公共建築物の長寿命化の推進に向けた修繕優先順位判定フロー についてお尋ねしました。少子高齢化、人口減少が進捗する中、全国各地で『コンパクトシティ』、『高齢者社会を迎えてきめ細かい公共交通の利便性向上』に向けての取り組みが顕著になりつつあります。下関市は、既に65歳以上の皆様方の全人口に対する比率が32.5%を越え、超高齢社会を迎えています。空家対策と共に本課題は真剣に検討すべき重要課題と捉えています。

◆柏市では40歳の議長さんより歓迎の辞を頂いてスタート。H17隣接する旧沼南町を編入合併。H19域内で運行していた路線バス3路線が廃止⇒代替え路線を市コミュニィティバスで運行。H25.1より実証実験の後、4月よりコミバス運行を取りやめ、デマンド交通を本格運行。◎愛称:カシワニクル、対象利用者:登録者(H27.5 470人)、均一料金(利用者負担300円又は500円)、運転委託方式 一人当たり 1,010円、停留所数:約400ケ所

◆宇都宮市公共交通空白・不便地域の解消を図る為、本庁管内を除く周辺郊外部13地区において、地域運営組織(まちづくり協議会)が主体となって地域全体で地域内交通を支える試みで(13地域は、それぞれ13連合自治会単位と符合する)、現在11地区において運行されている。◎運賃は概ね域内300円、仕組みだ。運営コストは2/3を市が補助するが、他を利用料と自治会支援金で賄う仕組みだ。運行経費は1地区650万~1200万円で市の補助金は概ね 1億円。◎目指しているのは、①基幹・幹線公共交通ネットワーク、②それを補完する(面的に空白を埋める)ミニバス・地域内交通、③乗り継ぎ円滑化・駐車場整備でアクセス圏域拡大をねらう。◎従来市報配布・防犯灯維持管理に加え、地域福祉や地域交通を担う自治会のあり方に感心した。

 

 

全国宅建政治連盟 年次大会、空家対策研究会 6/30

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東京赤坂ニュー大谷において開催された大会には全国各地から700人を越える役員が参加熱気溢れるものとなった。本年四月一日より『宅地建物取引士』となり果たすべき役割や求められる専門性も拡大される。パネルディスカッションでは、『賃貸管理法』制定の提言や職務上必要な場合公的証書を受ける事務権限を求める意見もあった。パネルに先立つ基調講演では、『近い将来

『財政再建』に政策を切り替えざるを得ない。消費税増税(10%を越え更に)、福祉の切り下げ

に踏み切らなければならないがその時が大きな転機となる。』『日本の今日の発展を支えたのは現場の力。それを維持して行かなければならない。』と言及された。

 

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