2009年3月7日

立会演説会 3/6

Filed under: 活動報告 — hayashi @ 3:07 PM

市長選立候補予定者討論会 3/6

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立候補を予定している三氏が参加し、現状認識・将来ビジョン等について簡潔に述べる集会がもたれのぞいてみました。

共通する現状認識は箱物行政(財政硬直化)への批判でした

今回の対立軸の一つは一市四町合併時、付帯決議とされた新市庁舎の位置付(新下地区移転)・・この件については、その法的拘束力等を含め、この間何度も議論されてきました。「対等合併の証しとして、市庁舎の位置付を新下」とする旧四町出身の参加者、旧下関市よりの参加者は「長年の悲願である人口30万・中核市移行を果たすために、法的拘束力は無いので付帯決議には目をつぶり早期合併を促進する」立場を取りました。

そのことが、今日≪付帯決議は、約束である≫との認識を持たれる方々をうみました。候補者の意見は、「付帯決議を尊重し新下」と「昨秋からの国際的不況の中、現地」に分かれています。

◆当方の所見◆は、合併後、最重要施策【駅から唐戸までの完結】、【旧市と旧四町格差是正】であると考えています。

①は、≪第二期中心市街地活性化計画≫の認定を受け、下関駅(にぎわいプロジェクト)から唐戸(アルカポート地区活用)までの早期完成を目指すことです。21年度は、人工島の一部供用が開始されます。その有効利用促進、現岬之町貨物ターミナル移転後活用検討も重要課題です。

②は、旧四町の行政サービスの拠点たる支所の充実です。ハードである庁舎整備と権限・予算を持った優秀な人材の配置です。アルカポート開発は今回も一つの対立軸になりそうです。2月定例会において、執行部より、「先の選定で一位となったC案業者との交渉と並行して次点であったB案業者との交渉を開始できないか?」との提案に対し、議会は一時凍結を決めています。

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