2010年2月2日

林芳正参議院議員 新春互礼会

Filed under: 活動報告 — hayashi @ 10:19 AM

林芳正参議院議員 新春互礼会 1/31

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来賓の安倍晋三元総理 は、『先日の予算委員会での鳩山総理、菅副総理を相手に繰り広げられた討論は歴史に残るもの。』と称賛されました。

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林芳正参議は、民主党政権が実現にこだわるマニュフェストに言及し、

『少数の方で短期間に作成されている。欧米では主要政党のマニュフェストを中間政党が検証しそれを実践する場合の財政試算を公開するシステムが有り、これがあれば正しい評価も頂けたと思う。自民党予算の無駄を排せば今年度7兆円、次年度以降13兆円、16.8兆円の捻出が可能としていたが、事業仕分では実質1/10の7000億円(1兆6000億円との報道もあるが)の捻出であったことを肝に銘じてほしい。』

『国債発行残高973兆円となり国民の持つ純資産1000兆円(預金1200~1400兆円から債務を差引)に近付きつつあり格付け会社S&Pの評価がネガティブとなった。財政規律にも目を向けて欲しい。』と話されました。

続いて前出の予算委員会に触れ、鳩山総理には『普天間問題に関して議論を尽くし五月に結論を延ばすのなら、オバマ大統領との協議の中で、単に「トラストミー」とするのでなく、政権交代もあったことを理由に、何故その場で時間をもっとかけて議論する提案をしなかったのか?』『首脳会談の効用は両首脳が二人だけで信頼関係の構築と政策実現の道筋をつけることではないのか?』と詰め寄り、菅副総理とのやりとりでは、①民主党の新経済成長戦略には目新しいものは無いこと。②菅副総理の「自民党主導の公共工事は、投資対効果も薄くムダが多かった」との主張に、「麻生政権の定額給付金の消費性向は0.35%(10000円に対し3500円が消費、6500円が貯蓄)に対し子供手当が0.7%とする根拠、乗数効果について如何に考えるか?」議論を挑んだが答弁なし③デフレ宣言を発した菅財務大臣に、「2010年までに名目成長率3%・実質成長率2%というが、デフレ脱却の見通しは如何に?」の問いに明確な答え無・・等が判明した。

いずれにせよ『自民党への不満は、民主党への不安を大きく上回った』民意の下で、日本の将来への道筋に大きな悔いを残すことの無いように努力を続けたい旨が述べられました。

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