2010年2月12日

行政先進地視察 2/12

Filed under: 活動報告 — hayashi @ 9:34 PM

2月4日の経済委員会で昭和62年に建設された220TON炉の更新整備計画について報告を受けました。

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この度平成20年3月供用開始された300TON(150ton*2)の流動床式ガス化溶融炉と120 TONの灰溶融炉《ガス化溶融炉では直接スラグが精製され灰溶融炉は不要、本炉は他工場から排出される焼却灰を処理》をもつ世田谷清掃工場を視察した。

ガス化溶融炉運営管理は、基本直営で再雇用職員を含む60名(人件費約5億円)従事しています。薬剤・燃料・水道光熱費は年6億円(内、ガス化溶融炉 3.8億円、灰溶融炉 2.4億円)かかっています

世田谷では、回転式ドラムストーカ炉300ton炉+灰溶融炉を持つ玉川工場を持っており、両者1ton当り処理費は2000円程度ガス化溶融炉の方が安い

  ストーカ炉派安定した炉だが、灰溶融炉を併設するのであればガス化溶融炉の方を進めたい。但し、回転式とせず流動式が良い。時に針金等の混入物があり針金は巻きついてしまう

溶融炉では≪燃焼溶融炉≫の運転が鍵を握る。塩基度調整剤を活用し、融点を下げ溶けやすくすることが肝要。当初ton30~40㎥当り使用していたガス使用量がH22.1には6㎥となっている。≪一桁を目標にしている。又これに加え、H21年度より廃プラ全量を焼却ゴミとしたこと等有効≫

それにより、当初2億円かかっていたガス料金が8000万円程度に。

ガス化炉からは有価物(20万円/ton)が発生します。しかし、最終的に発生する溶融スラグは路盤改良材として埋立。灰溶融炉においてもコンクリート骨材・道路舗装用材として有価物となることが期待されているが道は遠い

等お話頂きました。

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近年の少子高齢化と小中学校の適正規模・適正配置の検討の中で、統廃合が議論されてきた。今回、昭和37年4月創立(生徒数612人)され、その後 平成8年には84人にまで減少する中、H9.4原宿外苑中学校として統合された。

跡地施設改修整備計画が練られる中、≪体育館・校庭はそのまま残す。校舎は改築:4億5千万円(3000㎡)≫方針が決定された

現在、一階には定数20名の一般通所介護、定数10名の認知症通所介護、包括支援センター【当地区ではこれに併せ在宅介護支援センター廃止】。二階には教育センターが入り不登校相談指導教室(けやき教室)を中心に相談機能。三階にはコミュニィティ活動・地域交流支援施設で団体(5名以上)登録者に対し、会議・レクリエーション・音楽等を通して交流出来るようになっています。

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