2010年2月26日

平成22年度予算説明会

Filed under: 活動報告 — hayashi @ 9:01 AM

2月22日記者発表された22年度予算(案)について

一般・特別会計は歳入歳出1175.0億円+921.25億円=2096.25億円で企業会計は397.15億円。特別会計の内競艇事業特会において本年は昨年に比べGI等大型レース2本が減ったため、売り上が179.58億円減額見込みで対前年度16.3%となった。

歳入市税歳入の内、法人市民税は昨年度、20年度実績▲13億円を見込んだが、22年度も同水準が予想され、個人分は対前年度▲4.53億円で市民税合計額は対前年度▲3.0%、市債は116.84億円で対前年▲12.2億円、▲9.5%となっている。そんな中、国県支出金が扶助費等の増額で対前年29.8億円,14.2%UPと突出している。

歳出に目をやると投資的経費が対前年度▲18.6億円、▲13.2%、公債費も▲12.76億円、▲9.2%の中、扶助費だけが37.57億円UP17.9%UPの突出が目立つ。

基金残高財政調整基金 及び 特定目的基金取り崩し額がそれぞれ22億円、4億円で合計26億円。期末残高見込みも対前年度末▲17.92億円の169.23億円となる見込み

一般会計市債残高22年度末 1156.35億円で人口一人当たり借金は41万円

注目される庁舎関係予算、①本庁舎関連(旧下関図書館改装【暫定教育委員会棟】、基本計画、不動産鑑定等)、②総合支所関連(耐震・劣化調査、基本計画)、③勝山公民館、山陰保健センター整備検討の三件に1億1千万円。④消防庁舎等建設事業(地質調査、基本・実施設計)に1億円、⑤教育センター建設業務に1千万円がそれぞれ計上されています。

民主党が拘った子供手当て給付(中学2年生までの児童の父又は母に児童一人につき月額13000円)には 43億3875万円児童扶養手当支給(8月分からは父子家庭にも)が15億6300万円、重度身障者医療費・乳幼児医療費・母子父子家庭医療費(昨年度、県制度改正で医療費自己負担金が導入されたことで、一年に限り市単独全額助成としていた。)1年間限りの経過措置を継続措置へ移行これによる負担増2億2千万円は保育料増額、利丸定期検査中止などで捻出するとした。

都市基盤

下関駅賑わいプロジェクト(【街づくり交付金事業】開発ビル3F公益施設、自由通路、東・西駅前広場、南口交通広場、高架下通路、駐輪場整備、【暮らし・賑わい再生事業】開発ビル、集客施設、立体駐車場);用地取得・設計に25億円道路網検討調査・市道橋梁長寿命化修繕計画策定など

自然環境・生活環境

地域グリーンニューディール基金事業(県基金を活用)2200万円、海岸保全施設整備事業(小串地区:潜堤、海岸侵食 等)38000万円合併処理浄化槽(高度処理分・単独浄化槽撤去費助成)設置費補助金 8724万円奥山工場220トン炉更新事業(整備計画検討) 950万円防災情報システム整備(同報系防災行政無線整備)など

産業振興

有害鳥獣捕獲業務 8518万円国際通り整備事業計画実行支援(下関駅にぎわい創出事業)1900万円、プレミアム付商品券(小売商業消費拡大支援事業)1850万円、緊急雇用創出事業 64710万円など

観光振興

豊北地区集客施設建設事業(和久地区 平成22~23年度 事業費5億円)1億3850万円坂本龍馬関連説明板設置 1300万円合併振興基金積立(5ケ年で40億円 昨年から毎年8億円)8億円など

保健・医療・福祉

妊婦健康診査臨時特例事業(H21~22公費負担回数を5回から14回へ)1億1339万円、女性特有のがん(乳がん・子宮頸がん検診)検診推進事業 3838万円、病院改革推進 (地方独立行政法人への準備業務) 業務 2230万円

病院システム等(電子カルテ・医事会計システム・高度医療機器)整備 8億1856万円、老人休養施設(満珠荘 平成22~23年度 事業費5億4100万円)6700万円など

教育・文化

スクールバス運営業務(生活バスを増便しスクールバス:三豊小学校休校により最大14KMの通学距離を持つ者有)2805万円下関市立大学新校舎・管理研究棟建設事業(平成22~23年度 17億5000万円)4億2000万円など協働のまちづくり地域内分権推進(総合支所①庁舎管理 7723万円、②観光振興2637万円、緊急道路維持補修 7455万円1億7865万円など

が予算計上され、3月議会において審議に付される予定。

2件のコメント »

  1. 下関駅ビル21階建てについてなんですが、下関の駅ビルを21階建てにして下さい、駅と言うのは市の顔になるわけですから、地味な開発は賛成派の若者や市民は嫌がっていると思いますよ、駅ビルが、たった3階建てじゃぁ嫌ですね、県外からのお客さんが下関の駅ビルが地味だったら、たしたことないと思われますし、市民として恥ずかしいですからね、下関を都会にしてもらいたいですね、小倉の駅ビルみたいな感じでもいいから是非やって下さい。大胆な開発を望みます。田舎臭い考えはやめて欲しい!

    Comment by 山田幸一 — 2010年3月2日 @ 9:21 PM

  2. 若者の県外流出を止めるためにも下関駅ビル21階建てに私は期待しています、下関市民でいる以上、自分達の街が楽しい嬉しいと言う様なものにしてもらいたい、来年春、福岡の新博多駅ビルが出来れば、下関の若者が流れるのは確実ですよ、新博多駅ビルは阪急百貨店、東急ハンズ、その他の200の専門店街にシネマコンプレックス2000席ですからね、下関も21階建ての駅ビルにしてお隣福岡に対抗できるような物にしてもらいですね、ライバル意識を燃やさないと、下関の活気は出ないような気がするんですよね、若者を集めた街づくりにして欲しいですし、下関は年寄りが多いから、若者が沢山いる地方都市は街が発展しているし活気が凄いですからね、下関も何とかしてもらいたいです。駅ビル21階建ての方が若者は魅力を感じています、どうにかして実現してもらえたら嬉しいんですが、やっぱり無理なんですかね?

    Comment by 山田幸一 — 2010年3月2日 @ 9:44 PM

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