2012年7月19日

都市整備部・観光交流部 聞き取り

Filed under: 活動報告 — hayashi @ 7:21 PM

都市整備部施策聴取 7/13 

都市整備部より≪下関市道路網検討委員会(都市計画道路見直し)≫≪空き家対策の現状と今後の予定≫の二件について報告を頂いた。

都市計画道路整備状況は、都市計画決定 66路線(延長 132.7km)の内、約70%が改良済。未改良(延長 42.6km)の内 32kmは決定後30年以上(長期)未着手路線である。合併(平成17)後、H21都市計画マスタープラン策定~H22自動車交通実態調査 を経て、H23下関市道路網検討委員会 にて見直方針を策定し 現在 幹線2・補助幹線 8路線が 対象に挙がっている。幹線は 江の浦塩浜線と勝山安岡線、補助幹線には所謂≪大正道路≫も含まれます。人口減と高齢化が着実に進む本市において、本庁舎の位置づけと中心市街地は決定をみましたが、全市を見渡しての将来ビジョンは未だ描かれていません。優先すべきはグランドデザイン策定とコンセンサスづくりでは!

空き家対策 下関市総住宅戸数 14万戸、長期不在等住宅戸数(空き家)⇒1万1,400戸≪空き家率 8.1%:中心部は 13%(山口県並)≫で周囲に深刻な問題を投げ掛けている建物(廃屋) 400戸と報告されています。世帯数・人口が減少する一方 マンション建設が進捗する現況で空き家対策は、今後大きな課題となります。現在県内では、萩市・防府市・宇部市が先行条例制定。近々 山陽小野田市でも制定される模様。防府市を除く三市においては 代執行を可能としています。

観光交流部施策聴取 7/10

『観光客入込数 1000万人、宿泊客 100万人』を10年間で達成したい旨が発表されました。

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来年は文久三年(1863)から150年目の年で、長府博物館で『下関戦争から150年展』等が企画され、続いて≪功山寺決起(2014)≫≪薩長同盟・四境戦争(2016)≫と東行没後1502017年に向け記念事業が計画されています。原資となる基金5億円は、官民で5億円づつ10億円を積み立て、その運用益で観光イベントをと市と商工会議所で約定されましたが、民間分は達成できず、今回公共積立分5億円を10年間に渡って5000万円ずつ投入して成果を挙げる試みです。長州藩が文久三年五月の尊王攘夷決行に呼応することから、維新回転へ突き進むのであり、中山忠光卿・高杉晋作・久坂玄随ら志士の息吹で満たされた往時を偲び、発信力ある施策を求めるものです。

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