2014年8月13日

全国市議会 議長会 研究フォーラム

Filed under: 未分類 — hayashi @ 4:11 PM

全国議長会 研究フォーラム 8/6~7 

岡山市で開催されたフォーラムに会派で参加。最初に最近衝撃的な「消滅可能性都市」について言及された 増田寛也氏が『人口減少時代と地方議会のあり方』と題して講演。氏の推計によれば、全国1799市の内 896市が該当し、その内 523市区町村は人口が1万人未満となり消滅の可能性が更に高いとされた。又その定義として、『20~39歳の若年女性人口が2010~2040年にかけて50%以下になる都市』とされた。因みに、2013年合計特殊出生率は1.43で出生数は約103万人(過去最少)。このまま出生率1.4が続くと、30~40年後20~39歳の若年女性も50%減とのこと。東京圏を中心とする三大都市圏への若者流出が更に人口減少に弾みをつける構図です。地域消滅を防ぐには日常を支える機能維持がポイントとされました。 ■

パネルディスカッション の視点は、「分権改革20年と地方議会のあり方」で行われた。

関西学院大学 林氏が示す標準議員定数(人口、面積による計算)では、38名となり現在定員34名はそれ以下となっている。

◆分権改革は、「強い首長と弱い議会」でなく二元代表制の実現だが、自治体議会を取り巻く環境は、相次ぐ不祥事・役割の不透明性等で住民からの厳しい目線の中、二元代表制機能不全となっている。

◆議会は住民の縮図で有るべきだが、女性・サラリーマンが少ない等歪んだ構成。等を切り口に討論が進められた。

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