2020年10月17日

Filed under: 未分類 — hayashi @ 11:40 AM

市財政部・行政管理課 聴き取り 10/13~14 

令和2年度は正に新型コロナウイルス感染拡大に翻弄される年となり、我が国経済は、極めて厳しい状況下にある。只、感染リスクがゼロにならない限り直ちに経済・社会が元の姿に戻るわけではなく、そんな中で編成される令和3年度予算編成方針、併せて、今後下関市運営のカギを握る施策である公共施設マネジメントの進捗等について聴き取りを行った。

◆公共施設マネジメントでは、中核市類団中、市民一人当たりの公共施設延べ床面積が最も高く、20年間で床面積30%削減を掲げ、最初の8年(前期計画)で7%縮減を盛り込んだが、計画後5年目で進捗率1.2%の状況にある。令和元年度末総延べ床面積は152万8515㎡で、一人当たり5.82㎡。一方で今後大型PFI事業(白雲台、新体育館、安岡複合施設)に加え、更新時期を迎えようとする施設が目白押しである。只、用途廃止にこぎつけても解体費の予算化が出来ないため整理がつかない案件も少なからずある。

◆財政部では、①既存施設の有効利用が可能な団体等への払い下げや、②先行して解体することで早期に土地利用の促進が見込めるところから解体を進める方向で、統合更新作業等が伴うものについては、精力的に進捗を図りたい考えだ。

●令和3年度当初予算編成は、原則 骨格予算(新規政策的事業未計上)で、見込まれる財源不足39.4億円に対し、財政調整基金+特定目的基金取り崩しで 27.8億円を財源調整、残り11.6億円については歳出削減(部局裁量経費 ▲3.7億円、その他経費 ▲7.9億円)で対応する方針。主たる歳入である市税については、▲15億円を見込んでいる。

 

10月19日会派勉強会で財政問題を更に掘り下げて精査する予定。

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