2009年3月16日

行政視察 

Filed under: 活動報告 — hayashi @ 4:30 PM

行政視察 3/13~14

中央図書館運営管理に関する行政視察で、岡崎市並びに桑名市を訪問しました。

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岡崎市 岡崎市図書館交流プラザ「ibraリブラ」、【中央図書館】【市民活動支援センター】【文化創造】【交流スペース】の4ゾーンで構成され、子供図書館(閲覧席80)、レファレンスライブラリー(閲覧席190)、ポピュラーライブラリー(閲覧席430)、ホール(292)、スタジオ6室、会議室7室、調理室などに加え、岡崎むかし館地元医師 内田修ジャズコレクション展示室【文化創造分野】を包含する複合施設です。

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建設費は、約100億円。年間利用者数目標は100万人ですが、H21.11.10開館以来既に、518,413人が利されています。平日の利用者3,0004,000人。駐車場は3時間無料。本体中央図書館は、延床面積約8,000㎡(旧 2,500㎡)、閲覧室約700席(旧 335席)、収蔵資料約60万冊(旧 44万冊)、図書費一年当たり6000万円がベースで1720年は+8000上乗。運営:管理は直営、職員16名・非職員16名、カウンター・リファレンス業務は委託、司書率66%強。取得手法として当初PFIが検討されたが、①「人件費等縮減はサービス低下を招く。」、②「指定管理者制度では、セルフ評価になりやすく職員減・レベル低下を招く。」等の理由で直営を選択されています。

桑名市≪くわなメディアライブ≫は、中央図書館・保健センター・勤労青少年ホーム・多目的ホール・生活利便サービス施設・託児施設等の複合施設です。PFI事業・BOT方式(116.4億円)で実施され、H14年から設計、建設工事 2年、H16101日開館、維持管理・運営30年。

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中央図書館施設概要は、延床面積3,169.06㎡(旧 1,200㎡)、蔵書約30万冊(旧 13万冊)、閲覧席54席(テスト前等開館1時間半前から学生が行列。席が足りない【要求水準作成時考慮されず】ので階下の勤労青少年ホーム2室54席を日中使用している。 駐車場併設分38台で無料・時間制限無。(よって近隣市民会館240台、隣接公民館100台を援用)。図書館協議会設置済み・市民モニタ-5名。図書館の運営管理はSPC内のTRC(図書館流通センター)

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要望事項としては、①食堂を造って欲しい、②学習室を造って欲しい 等

二館を視察して 複合施設である両館は共に地域の歴史館(無料)を併設しています。児童生徒の地域風土学習には良いと思いました。ICチップ並びに閉架書庫等の活用については下関市も同様。岡崎市の研究室(個室で個人資料持ち込み可能な調査室:利用制限時間2時間/)は魅力的。同じく岡崎市のjazzコレクションも立派なもので、寄贈者の個人的ネットワークで訪問前日も渡辺貞夫さんが訪問されていたとか・・

直営、PFI、指定管理者 管理運営業務の有り方もここ数年かけて色々と先進地視察を行ってきました。本市の中央図書館のよりよい運営の一助になればと考えています。

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