2010年3月16日

下関市議会 3月定例会 予算質問 3/10、12、15

Filed under: 活動報告 — hayashi @ 8:17 AM

第8款 第7項 目2 住宅建設費

老朽住宅移転助成事業-老朽化した市営住宅にかかる入居者移転助成費用募集停止となった 管理戸数 444戸のうち170戸が空き家で、事業対象戸

数は 264戸。 荷物の移転費用等 \186,000/戸の補助を 10戸分予算計上転居を困難にしている最大の原因は ≪家賃が高くなる≫ ことで、法で

定める激変緩和措置は 6年であるが、現在国へ10年の延長を要請中

現在住宅課の 管理戸数は7018戸 内 空家は 920空家のうち

①損傷がひどく改修不能・居住不可 500戸

②改修工事が必要           200戸

軽微な補修・修繕で居住可   300

H22は、 260戸分の空家修繕費を計上している。

 

第8款 第5項 目2 市街地整備 下関駅周辺整備事業

下関駅賑わいプロジェクト実施に伴う、駅周辺用地買収、移転補償、民間事業者が実施する設計等に関する補助金 45837万円が計上されている

   賑わいプロジェクトは、自由通路・駐輪場・交通ターミナル・高架下賑わい事業等 市・JRが主体となる事業が70億円、街づくり交付金事業で市負担

   金は 38億円が見込まれている。シネコン・駐車場など賑わい創出民間主体事業は、 暮らしにぎわい事業 80億円の内 市補助金を 17億円見込んでいます。

現在、公共工事においても地産地消を唱える現市政に対し、工事の発注形態に注目が集まっている。答弁は、「先ず民間事業者施工分について、

市が一定の補助金を投入するとはいえ、発注先・形態に注文を付けることは困難とした。」予算内訳は、用地買収費 9.1億円、移転補償費等12.7億円、設計等補助金 1.4億円等となっている。

 

第8款 第5項 目1 都市計画費総務費

市街地整備基礎調査業務-幡生操作場跡地利用基本計画を見直し、秩序ある市街地形成必要経費が盛られている。

教育センター建設も想定した調査が行われる模様。前出計画では文教福祉用地は0.25ha(公民館用地)しか見込まれていなかった。

 

第8款 土木費   第2項 道路橋梁総務費  目3 道路新設改良費

県施行工事費負担金 4620万円 について、昨今国県直轄事業への負担金が話題となっている。根拠法や条例について質したところ、地方財政法27条、道路法2条に基づいている。市が整備を求めた道路の新設整備費につき県議会議決の負担率で清算している。

今回は、14路線整備費の615%の負担が見込まれている。

 

7款 商工費   第1項 商工費  目2 商工業振興費

下関市内商店街-唐戸(土曜朝市)、長府(昭和レトロ)、グリーンモール(リトルプサン)等の 独自戦略での差別化、競争力強化、魅力向上等のために実施される事業につき 150万円。(アーチ・アーケード等設置・改修) 商店街競争力強化事業

プレミアム付き商品券発行事業に 1850万円。本商品券は期限付きであり発行に併せ従来型商品券は停止しました。期限にない商品券発行を望む声もありましたが、従前普及面において功を奏さなかったことがプレミアム付き商品券発行に繋がったとしました。小売商業消費拡大支援事業

昨今彦島地区で液晶画面等を製作していた企業の雇用止め等が社会問題化し、市が事業所を設置し、新たな雇用を創出しようとする者に支給していた事業所設置奨励金、雇用奨励金の是非が問われました。企業立地促進事業 (2億8408万円)について、前出の場合4億円が支給されたが、収納済み固定資産税を1億円未満(設置奨励)+1年間の雇用が確認された者一名につき20万円を支給したもので、妥当なものと思量する旨答弁有。

7款 商工費   第2項 観光費  目3 観光施設費

坂本龍馬関連説明板等設置業務 1300万円 は、本年NHK大河ドラマに坂本龍馬が選ばれ、龍馬が土佐脱藩後最初に目指したのが下関であり、妻おりょうと結婚後の新居は下関 伊藤本陣内自然堂(ジネンドウ)でした。毛利長府藩士との親交も厚く、凶刃に倒れた後おりょうが桜山神社を題材に詠った歌も伝えられている。ゆかりの地に説明板の設置が予定されている。

第6款 農林水産業費 第1項 農業費  目3 農業振興費

農業経営基盤強化促進対策業務 1306万円 は、後継者・耕作放棄地活用問題の解決施策として、担い手育成協議会の支援事業への一部負担金が含まれる。

後日、追伸をUP致します。

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