2011年8月11日

市出資法人調査特別委員会 8/11

Filed under: 活動報告 — hayashi @ 2:27 PM

市出資法人調査特別委員会 8/11

下関市文化振興財団について

 下関市民会館・先人顕彰館の指定管理を主たる業務とする当該財団は今年度より理事長交代がなされ、例年指摘事項⇒理事長の理事会等への参画充実は今後期待できるものの、前理事長個人ネットワークを生かした事業づくりに代わる事業組み立てが注目される。自主文化事業にかかる特別会計で6,728,295円の赤字で次期繰越金(前年度末残9,217,938)が2,489,643となり会計上も厳しい状況。昨年度赤字の原因は≪新日本フィルハーモニー交響楽団8/17≫、≪井上順withフレンズ≫等いくつかの買取企画が不調であったこととの報告。国際・全国的に評価の高いエンターテインメントの誘致は歓迎されるべきことであるが、興業目論見(日時・チケット代金・告知等)はしっかり立てるべきと指摘。

財団法人下関市水道サービス公社 について

昨年度、「公社が関与しなければならない必要性は薄れた」「民営化を勧奨する」等の指摘に対し、新法人制度下で公益財団法人を目指すと答弁。本審査前の事前調査では県文書課との協議の上公益財団法人移行を目標とするが、≪一旦一般財団法人移行≫との回答を得ていることに対し、公益事業の範疇について齟齬が生じていないか質したところ、①小規模貯水槽水道管理指導業務・②漏水調査業務等は了とされたが登録有形文化財見学者案内等いくつかの業務について見解の違いもあったとのこと。公社存在意義として「業務量がもとまり民間企業委託が効果的なものは委託、公社ではこまごました業務を集積のうえ局OBとしての経験に基づき業務を遂行しており今後とも必要性が求められている」とした。

2011年8月10日

市出資法人調査特別委員会 8/10

Filed under: 活動報告 — hayashi @ 2:16 PM

財団法人 下関海洋科学アカデミーについて

新公益法人制度への対応について、H24年4月1日公益財団法人移行に向けて作業が進められている。「現在 新定款(現:寄付行為)について一条づつ調整中で、今秋には内諾を得て正式申請の運び」との報告を受けた。近年調査続行中のイルカ畜養については「22年度冬季悪天候下調査が行われ候補地も3ケ所に絞られている。今後夏場調査等継続。ペンギン類(特にフンボルト)の新たな血統導入について⇒「チリ国立サンチアゴ・メトロポリタン公園付属動物園との連携で、先方内における飼育技術供与の進捗については言葉の障壁もありもう少し時間をかけて」との答弁。

22年度決算:入館者は842,796人(対前年度126.6%)、サポーターズクラブ入会者も対前年度124.1%UP順調に推移

市出資法人調査特別委員会

Filed under: 活動報告 — hayashi @ 11:21 AM

公営施設管理公社について

23年度予算において、一般会計(指定管理・受託事業)は、下関市営国民宿舎海峡ビュー下関(22年度予算2億8867万円)、下関球場(同7694万円)、下関市深坂自然の森・森の家下関(同3889万円)、長府扇町運動広場(同1187万円)の指定管理受託が叶わなかった為、予算規模が9億585万円から4億3769万円に縮小。職員数も22年度:職員76名・嘱託23名・日々雇用⇒23年度:職員63名・嘱託4名で管理運営にあたることとなった。指定管理制度導入により収益が見込める事業で◆民間との競争力、◆プロパー職員の雇用確保 が課題◆公益法人法改正対応では、今後「一般財団法人」を目指すとの答弁。その折に現財団の寄付行為 第4条 [事業]に 国民宿舎のl記載があるが法人移行に併せ整合性をとるとのこと。

2011年8月9日

市出資法人調査特別委員会 8/9

Filed under: 活動報告 — hayashi @ 9:13 PM

市出資法人調査特別委員会 8/9

下関市土地開発公社について審査。本公社は≪公有地の拡大の推進に関する法律第13条≫に基づき、S48.3.31 市100%出資(1000万円)設立。

今後、公社保有土地の再取得又は造成処分が完了し、且つ新たな土地取得の必要が無い事が確認された時点で解散(現時点目標H28年度)の方針が決定している。公社が所有する土地は、①公有用地、②代行用地、③完成土地の三種類が有り、公有用地は市の委託を受け先行取得し後市が買取用地、代行用地は国庫事業等で代行取得した土地⇒北バイパス用地等、完成土地は、独自の収益事業で借入無造成等を行った土地。◎幡生住宅団地(年度当初4区画⇒現在1区画残)、◎豊東西住宅団地≪ふれあいプラザ≫(年度当初2区画⇒現在1区画残)、◎同≪グリーンパーク≫(年度当初21区画⇒現在20区画残)、◎豊東工業団地(年度当初 25,720㎡、4億3760万円)が残っている。グリーンパーク・豊東工業団地は合併時菊川町から引き継いだもので、売り倦んでいるのが現状です。現在売値を14%下げ販売促進を図っているとの答弁有

2011年8月8日

市出資法人調査特別委員会 継続報告

Filed under: 活動報告 — hayashi @ 8:24 PM

 財団法人 菊川建設労働者福祉センターは、雇用促進事業団(当時) 事業を活用して菊川町に宿泊施設を設け、施設運営主体として設立された法人です。

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H15.3雇用能力開発機構より、「町民に密着したサービスを提供する宿泊施設としての事業を5ケ年以上継続すること」を条件に譲り受けた。その後、施設老朽化と エレベーター・客室トイレ が無い事等で利用率も下がる中、施設改修要望が挙がる。一方本施設の設置目的(財団法人が定める寄付行為)が、①建設作業者の技能実習・雇用管理研修、建設雇用改善の為の諸事業、②勤労者の教養・文化向上の為の諸事業、③施設管理である一方、実態は営利を目的とする宿泊施設で公益法人法制度改正に伴う組織再編 並びに23年度以降の指定管理者として再指定されるかが最大課題でした。指定管理再指定を果たし、寄付行為第4条を改正し「公営施設運営管理」を加えたものの、公益・一般財団法人への移行、合併の道筋も見い出せず、審査の中で≪解散≫の方向付けが示されました。

菊川まちづくり株式会社は、100円市場との兼ね合いで地元町内産の野菜販売が難しく、当初併設された同市場との相乗効果が有ったが地料が高いとの理由で道路を挟んだJA施設の一角に移転した為課題が大きくなった。その上、市内他町から入荷した野菜も他市業者の一括買いがあり道の駅利用者への潤沢な新鮮野菜の提供に苦慮してる趣旨の報告有り。他にテナント方式故に品揃え・販売展示に関する課題も話し合いによる解決を図らねばならずスピーディな対応への努力、事務所スペースの工夫等検討する旨答弁有り。

他の 株式会社 フィッシャリーナむろつ、有限会社 豊田あぐりサービス、株式会社 豊田ふるさとセンター は概ね順調に運営されている。 

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嘗て財務・運営面で指摘の多かった フィッシャリーナむろつ は、5ケ年計画が実りつつあり、①単年度の係留費未納解消、②受取保証金総額に見合う流動資産の確保 の課題を克服し、メンテ工事も方針について利用者の理解を得て計画的に実施することが出来る状況になっている。

2011年8月7日

諸活動

Filed under: 活動報告 — hayashi @ 9:43 PM

桜山神社 創建祭 8/7

午前十一時から桜山神社において146年創建祭を催行。帰省中の衆議院議員 安倍晋三先生をはじめ 多くの皆様にご参拝を頂きました。

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その後 中山神社 宮司 三ケ本充輝様に講話を頂きました。桜山神社・中山神社は慶応元年8月と11月にそれぞれ創建されました。中山神社 御祭神 中山忠光朝臣命は、明治天皇の叔父 あたり、尊攘派と公武合体派がしのぎを削る中、文久三年 8月尊攘派指導の下、孝明天皇大和行幸の詔が下され、中山忠光卿は同17日天誅組結成義挙したが、朝廷内で公武合体派(会津・薩摩)クーデターが成り、七卿と同じく長州へ。翌元治元年8月の 蛤御門の変後の第一次長州征伐の最中、長州藩も俗論党の勢いが増し、11月8日豊北町田耕にて受難となった。桜山神社は当初、奇兵隊有志の芳志により建立されたが戦後焼失、現拝殿は中山忠光卿縁の田耕神社拝殿を譲り受け今日に至っている。又忠光卿が現下関市延行に居をおいた折、縁のあった 恩地とみ さんとの間に生まれた仲子さんが嵯峨家に嫁がれ、後に ひ孫となる嵯峨浩さんがラストエンペラー愛新覚羅溥儀弟 溥傑氏に嫁ぐこととなる。由緒と当時の時代背景・志士の生き様についてお話頂いた。

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盆踊り大会 8/6

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 みもすそがわ町並びに 細江二丁目の盆踊り大会に参加、地域の皆様とご一緒に平家踊り、八丁浜サンバ、下関音頭等を踊り、夏の一夜を過ごさせて頂きました。

2011年8月5日

市出資法人調査特別委員会 8/3・5

Filed under: 活動報告 — hayashi @ 8:45 PM

市出資法人調査 8/3 及び 8/5

8/3⇒①社団法人 豊浦産業事業団、②株式会社 フィッシャリーナむろつ、③有限会社 豊田あぐりサービス、④社団法人豊北町ふるさと産業公社

8/5⇒①株式会社 豊田ふるさとセンター、②財団法人 豊田湖畔公園管理財団、③財団法人 菊川建設労働者福祉センター、④菊川まちづくり株式会社 の8団体を審査した。

とんがりぼうし 指定管理者 豊浦産業事業団は、23年度予算書記載の数値に整合性が見られず、後日改めて議会運営委員会にて改めて付託書類を確認した後審査となった。【21年の本委員会においても他団体において目標損益計算書記載誤りが判明、後日議会運営委員会を通じ数値訂正を行った経緯がある。】が、本事業団においては21年度当時指定管理を行っていた リフレッシュパーク において金銭取扱に不備があり、22年度の委員会説明でも21年度との整合性が取れなかった経緯に鑑み、≪提出資料の精査(事業団提出資料は総合支所~本庁の審査を経ている)≫差し戻した。

豊北町ふるさと産業公社は、過疎・高齢化進行で深刻な担い手不足の豊北地域農業の将来不安解消の為H5.3.15に資本金11030万円(市≪旧町≫7500万円、農協3000万円、土地改良区150万円)で設立された。国営農地再編整備事業による圃場整備完成とともに農地利用調整・担い手不足対処方策「一町一農場構想」の調整役として中心的役割が期待されてきた。21年度「耕作等受託事業は自ら出資(30万円)したファーマーズサポートが本公社より農業機械を借り受け担う一方、農業法人への移行も叶わず、H21年本委員会で新たな担うべき事業の模索を指摘されたことを受け、同10月に解散方針が決定、審議が進みH23.3.31総会において解散が議決されている。これに伴う影響等質したが無との見解。只、ファーマーズサポートは継続して受託事業に従事する模様で残務処理の中で、出資引き上げ等適切に処理されることを期待する。

豊田湖畔公園管理財団は、収益の70%を占めるケビン宿泊利用が減少、他の収益事業も低調で50万円弱の赤字が計上されている。前期繰越利益も150万円程度で、早急な経営改善策立案・収益事業実施が望まれている。当初町の時代4億円の基金を5000万円づつ積み立て、運用益での運営が計画されたが、運用益への期待が持てなくなり積み立ても行われていない。これまで 宣伝広告強化も指摘、独自HPやDM戦略も行われているが、肝心な当該施設がブロードバンド不感地域でタイムリーな情報収集もままならず苦戦しているのが実態。

後日 継続報告します。

市内視察

Filed under: 活動報告 — hayashi @ 9:38 AM

市出資法人調査特別委員会8/2経済委員会8/4 現地視察 

8/3からの審査に先駆けて出資法人の内 ①菊川道の駅、②サングリーン菊川、③豊田湖畔公園、④とんがりぼうし、⑤フィッシャリーナ室津 並びに ⑥下関市立大学を視察した。

(1)道の駅は、テナント形式を取っている為、販売コーナー・商品展示等について駅長の調整力が問われるが、豊田町(蛍街道 西の市)道の駅竣工後も売上85%を維持されている。

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(2) サングリーン菊川は、設置目的を十分に果たすことは難しいが、町内唯一の宿泊機能は果たされているようだ。隣接する温泉プールは来年3月の竣工を目指して急ピッチ工事が進んでいる。

(3) 豊田湖畔公園では、国体でのヨットレース開催に併せ、宿泊施設の利用に期待がかかったが、当日一部キャンセル(市内のホテルへの移動)が伝えられ残念がっておられた。(4)とんがりぼうしの指定管理者 豊浦産業振興事業団は、昨年度末まで本施設に加えリフレッシュパークの管理に当たられていた。今年度より本施設運営管理に特化することになる。下屋を活用しての特産品等の販売イベントに注力したいとのことでした。

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(5) フィッシャリーナ室津 は、財政健全化策(流動資産の内現金・預金の額が、預かり保証金を大きく下回っていたことから、係留碑回収が杜撰で未収が多い。係留施設等のメンテにも計画性が無く、オーナーの指摘に従って支出していた。台風被害で借財を余儀なく された 等分析し五カ年計画実施)が効を奏している。

(6)下関市立大学は 前年度末に講義棟トイレ工事にかかる発注手続き・出来高を上回る金額が決済されたことなどが問題となり、独立行政法人の 工事発注・物品購入等に関する事務ルールの確立と順守があらためて問われる。又「運動場整備に不備があったのでは?」等の指摘が総務委員会で議論となっている。

審議概要は後日改めて報告致します

 

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山口県がPFI事業として建設し、下関市が指定管理者として去る 7/21オープンした武道館を経済委員会で視察した。

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大武道場・剣道場・柔道場・相撲土俵・弓道場等立派に出来上がっており一同安堵。但し、利用料金制でもあり国体終了後の利活用に今からしっかり取り組む必要がある。

午後から、 ◎環境部より≪①有料指定ゴミ袋 (証紙刷込)サンプル提示。尚、燃えないゴミ用の100円袋が新設される。②吉母管理場(最終処分埋立場)延命策に関する答申が提出された。新炉建設計画で 焼却灰のセメント材料化(現在は覆土として埋立)を図ることにより埋立進捗が緩和される為、EL48m(海抜48m)を想定すれば、残余20年との答申有。 

◎豊北総合支所より、豊北道の駅の指定管理候補者(議案付託は9月議会)として地元出荷者協同組合を中核とする共同企業体(4社)に決定した旨の報告有。

2011年8月3日

釜山市 訪問 7/29~31

Filed under: 活動報告 — hayashi @ 10:23 PM

大韓民国 釜山市訪問 7/29~31

1976年の下関市・釜山市姉妹都市締結35周年記念訪韓団で釜山市を訪問しました。

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市議会では議員懇談会を開催、今後更に交流の実を挙げるべく意見を交換致しました。

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APEC会議開催の為海雲台地区に建設され現在の記念館・美術館等(大きな施設で展示スペースも特大)を視察。

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夕刻釜山に本拠地を置くロッテ・ジャイアンツの公式戦開会式に参列。本市より≪よさこい隊≫を初め多くの市民が集い、試合開始前 元気なパフォーマンスを披露すると共に姉妹都市下関市のアピールを行いました。

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 その後、下関市長の始球式で試合開始となりました。

今後、答礼として来月馬関祭り時に開催予定の釜山門開通式・朝鮮通信使パレードに参加する為、釜山より市長・議長の来関が予定されています。

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