2011年8月5日

市出資法人調査特別委員会 8/3・5

Filed under: 活動報告 — hayashi @ 8:45 PM

市出資法人調査 8/3 及び 8/5

8/3⇒①社団法人 豊浦産業事業団、②株式会社 フィッシャリーナむろつ、③有限会社 豊田あぐりサービス、④社団法人豊北町ふるさと産業公社

8/5⇒①株式会社 豊田ふるさとセンター、②財団法人 豊田湖畔公園管理財団、③財団法人 菊川建設労働者福祉センター、④菊川まちづくり株式会社 の8団体を審査した。

とんがりぼうし 指定管理者 豊浦産業事業団は、23年度予算書記載の数値に整合性が見られず、後日改めて議会運営委員会にて改めて付託書類を確認した後審査となった。【21年の本委員会においても他団体において目標損益計算書記載誤りが判明、後日議会運営委員会を通じ数値訂正を行った経緯がある。】が、本事業団においては21年度当時指定管理を行っていた リフレッシュパーク において金銭取扱に不備があり、22年度の委員会説明でも21年度との整合性が取れなかった経緯に鑑み、≪提出資料の精査(事業団提出資料は総合支所~本庁の審査を経ている)≫差し戻した。

豊北町ふるさと産業公社は、過疎・高齢化進行で深刻な担い手不足の豊北地域農業の将来不安解消の為H5.3.15に資本金11030万円(市≪旧町≫7500万円、農協3000万円、土地改良区150万円)で設立された。国営農地再編整備事業による圃場整備完成とともに農地利用調整・担い手不足対処方策「一町一農場構想」の調整役として中心的役割が期待されてきた。21年度「耕作等受託事業は自ら出資(30万円)したファーマーズサポートが本公社より農業機械を借り受け担う一方、農業法人への移行も叶わず、H21年本委員会で新たな担うべき事業の模索を指摘されたことを受け、同10月に解散方針が決定、審議が進みH23.3.31総会において解散が議決されている。これに伴う影響等質したが無との見解。只、ファーマーズサポートは継続して受託事業に従事する模様で残務処理の中で、出資引き上げ等適切に処理されることを期待する。

豊田湖畔公園管理財団は、収益の70%を占めるケビン宿泊利用が減少、他の収益事業も低調で50万円弱の赤字が計上されている。前期繰越利益も150万円程度で、早急な経営改善策立案・収益事業実施が望まれている。当初町の時代4億円の基金を5000万円づつ積み立て、運用益での運営が計画されたが、運用益への期待が持てなくなり積み立ても行われていない。これまで 宣伝広告強化も指摘、独自HPやDM戦略も行われているが、肝心な当該施設がブロードバンド不感地域でタイムリーな情報収集もままならず苦戦しているのが実態。

後日 継続報告します。

市内視察

Filed under: 活動報告 — hayashi @ 9:38 AM

市出資法人調査特別委員会8/2経済委員会8/4 現地視察 

8/3からの審査に先駆けて出資法人の内 ①菊川道の駅、②サングリーン菊川、③豊田湖畔公園、④とんがりぼうし、⑤フィッシャリーナ室津 並びに ⑥下関市立大学を視察した。

(1)道の駅は、テナント形式を取っている為、販売コーナー・商品展示等について駅長の調整力が問われるが、豊田町(蛍街道 西の市)道の駅竣工後も売上85%を維持されている。

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(2) サングリーン菊川は、設置目的を十分に果たすことは難しいが、町内唯一の宿泊機能は果たされているようだ。隣接する温泉プールは来年3月の竣工を目指して急ピッチ工事が進んでいる。

(3) 豊田湖畔公園では、国体でのヨットレース開催に併せ、宿泊施設の利用に期待がかかったが、当日一部キャンセル(市内のホテルへの移動)が伝えられ残念がっておられた。(4)とんがりぼうしの指定管理者 豊浦産業振興事業団は、昨年度末まで本施設に加えリフレッシュパークの管理に当たられていた。今年度より本施設運営管理に特化することになる。下屋を活用しての特産品等の販売イベントに注力したいとのことでした。

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(5) フィッシャリーナ室津 は、財政健全化策(流動資産の内現金・預金の額が、預かり保証金を大きく下回っていたことから、係留碑回収が杜撰で未収が多い。係留施設等のメンテにも計画性が無く、オーナーの指摘に従って支出していた。台風被害で借財を余儀なく された 等分析し五カ年計画実施)が効を奏している。

(6)下関市立大学は 前年度末に講義棟トイレ工事にかかる発注手続き・出来高を上回る金額が決済されたことなどが問題となり、独立行政法人の 工事発注・物品購入等に関する事務ルールの確立と順守があらためて問われる。又「運動場整備に不備があったのでは?」等の指摘が総務委員会で議論となっている。

審議概要は後日改めて報告致します

 

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山口県がPFI事業として建設し、下関市が指定管理者として去る 7/21オープンした武道館を経済委員会で視察した。

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大武道場・剣道場・柔道場・相撲土俵・弓道場等立派に出来上がっており一同安堵。但し、利用料金制でもあり国体終了後の利活用に今からしっかり取り組む必要がある。

午後から、 ◎環境部より≪①有料指定ゴミ袋 (証紙刷込)サンプル提示。尚、燃えないゴミ用の100円袋が新設される。②吉母管理場(最終処分埋立場)延命策に関する答申が提出された。新炉建設計画で 焼却灰のセメント材料化(現在は覆土として埋立)を図ることにより埋立進捗が緩和される為、EL48m(海抜48m)を想定すれば、残余20年との答申有。 

◎豊北総合支所より、豊北道の駅の指定管理候補者(議案付託は9月議会)として地元出荷者協同組合を中核とする共同企業体(4社)に決定した旨の報告有。

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